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新潟県の陸上競技情報を全国のファン向けに...
全国の陸上情報を新潟県のファン向けに発信します。

2023年版 インターハイへの道 まもなくスタート!

2023-05-03 20:50:59 | 高校陸上
全国高等学校総合体育大会(いわゆるインターハイ)
今年の陸上競技の会場は北海道札幌市。
その北海道へとつながるインターハイへの道、各都府県高校総体陸上がいよいよ開幕します。
直近でいうと、5月5日の東京都大会がいの一番に開幕、その翌日5月6日に山梨県大会開幕という立ち上がりになります。
では、新潟県ではどうかというと、新潟県高校総体陸上は5月25日から4日間 新潟市陸上競技場で開催となりますが、まだ県高校総体陸上出場者は決まっていません。
そこで、その出場権をかけた地区予選会が5月6日から3日間
「新潟・下越・佐渡地区予選会」が新潟市陸上競技場、「上越・中越地区予選会」が長岡市営陸上競技場で開催されます。
新潟県高校生アスリートにとっての「はじめの一歩」となる大会。3年生にとっては最後の高校陸上シーズンですので3年生にも頑張ってほしいところですが、まずはこの地区予選会で出場権を獲って、そこから県大会でどう戦っていくか、ということになります。
では、このスレッドでは 新潟県高校総体陸上予選会直前として
一部種目限定になりますが、先月4月22日~23日の各大会終了時点での「2023年度 新潟県高校陸上ランキング」(原則上位20傑)をご覧いただきたいと思います。
出典はアスリートランキングドットコムです。












ここからは女子編













以上、限られた範囲での公開になりますが このようなランキングになってました。
あと200mなどの短距離種目、幅跳び・三段跳は風力(風)の影響で参考記録扱いの記録が多すぎるという事情もあるので今回は非公開。
男子5000mや女子3000mでは日体大長距離競技会に参戦した本県高校生競技者がいるのでこちらも非公開。
あとは混成競技・競歩・4×400mRもサンプル不足という事情もあるので、公開できないということでご容赦ください。
あくまでこれらのランキングは目安として見ていただければと思います。











女子長距離 帝京長岡高校に新外国人留学生

2023-04-25 23:16:18 | 高校陸上
さっそく本題。
標題の通り、帝京長岡高校に新しい外国人留学生が入学してきました。
二人いますが、今回はそのうちの一人を紹介。
その名は「パウリン ワンジク」
2023年4月22日(土)日本体育大学長距離競技会(神奈川県)にて
女子3000m 2組目 9分27秒74で1着フィニッシュ。
さっそく速さを見せつけてますね。
このワンジクは翌日4月23日 今度は新潟県の胎内市陸上競技場に移動して
「第49回下越陸上選手権」 この時は強風の影響だったのでしょうか 10分00秒25というタイムでしたが、それでも1着。これをもって新潟県内陸上競技会デビューとなりました。
新潟県高校陸上界の外国人留学生、女子にはほかにも開志国際高校のマーガレット アロットエカラレという強い選手もいます。
今年のインターハイ予選関連大会、県大会、北信越大会まではワンジクとエカラレの二人でどんどん前へ行ってしまうような展開が予想されますが、新潟県高校女子の長距離選手はこの二人にどこまでついていけるか。5月6日から3日間開催の新潟県高校総体地区予選会は、二人の留学生は別ブロックになるので一緒に走ることはありません。でも、地区予選会の3000mに出走すれば間違いなく県大会出場権は獲ってくるでしょうから、そこからどうなっていくかということになります。
「今から楽しみ」というのはまだ早い気もしますが、今年の新潟県女子長距離3000mに関していえば、そんな状況が想定されるということです。

新潟県版 2023インターハイへの道 ~ 学校代表選手選考 いよいよ大詰め?

2023-04-19 21:55:15 | 高校陸上
今週末に新潟県内で開催されるのは こちらの4大会です。
すべて「〇〇選手権大会」になってます。
2023年4月22日(土)・23日(日) 2日間開催です。

(1) 第49回下越陸上競技選手権大会
胎内市総合グラウンド陸上競技場

(2) 第52回柏崎陸上競技選手権大会
柏崎市陸上競技場

(3) 第90回上越陸上競技選手権大会
上越市高田城址公園陸上競技場

(4) 第73回中越陸上競技選手権大会
長岡市営陸上競技場

以上。1日目(4月22日)のトラック競技開始時刻が速い順に紹介しております。
さて、来月5月6日(日)から3日間、新潟県高校陸上界では「インターハイへの道」と称して、新潟県高校総体陸上出場を目指しての「地区予選会」が2ブロックに分かれて開催されます。ということで、4月22日からの2日間、この各所で開催される競技会はインターハイ路線に向けてのアピールの場ということになりそうです。シーズンベストを出して、5月の地区予選へのステップになればいいですね。
なお、新潟県高校総体に向けた「地区予選」のエントリーしめきりは4月24日となってます。各校によって対応は様々でしょうけど、もしかしたら今週末の各選手権大会が、学校代表選手選考(1校につき、1種目につき最大3名までエントリー可)のラストチャンスにしている学校があるかもしれません。そういうことで、「一般・高校の部」の戦いに注目してみていただければ、と思います。

2023春季 新発田陸上競技記録会について

2023-04-15 22:57:46 | 高校陸上
2023年4月15日(土) 新発田市五十公野公園陸上競技場で開催
2021年まで、この時期に新発田で開催される陸上記録会は長らく「春季下越地区高等学校陸上競技記録会」というタイトルで行われてきましたが、近年は高校生達に混じって一般・学生の競技者も参加していることから、2022年より「春季 新発田陸上競技記録会」という競技会名称になりました。
前週は新潟市陸上競技場で「北陸実業団陸上選手権×HOKURIKUスタートアップ陸上競技会」が行われましたが、そちらには参加していない選手達にとっては当新発田記録会が待ちに待った2023年のシーズン・インになってました。これに加えて、この記録会では初めて、県外の高校からの参戦(米沢中央高校・山形)もあり、やはりコロナ渦時から比べれば かなり賑やかな競技会になったことでしょう。
一部の種目では強い風の影響でいい記録が出にくいというケース(特に短距離種目)もありましたが、素晴らしい記録、今後の活躍が楽しみになるような記録を出した選手が何名か見られました。これをいかにして今後につなげていくかが大事かと思いますが、ともあれ冬季練習の成果などがいい結果として現れた選手はこの記録会をステップにして、さらなる高みを目指していってほしいと思います。
ここで特記事項を1件だけあげておきます。2022年の全中陸上(福島)、男子走高跳で優勝した青森県弘前市出身の東 隆臣選手が今春から我が新潟県の日本文理高校に進学して、本日新発田の記録会で上々の高校陸上デビューを果たしました。2m00をクリアして1位を獲ったということで、今後のどのように競技者として成長していくのでしょうか? そちらの方も注目してきましょう。
ほかにもいろいろといい記録は出てますが、まだまだシーズンは始まったばかりですので、選手達には怪我をしないよう頑張ってほしいと思います。
当記録会の結果は「アスリートランキング ドットコム」でご覧ください。

2022年度の新潟県陸上界を振り返る ~高校男子短距離編

2023-04-03 21:25:11 | 高校陸上
なんてったって 2022年度の新潟県高校陸上界は男子短距離 大活躍の年度でした。手っ取り早くいうと、
全国高校総体(インターハイ)では、男子100mで関口 裕太(東京学館新潟高)が優勝、鶴巻陽太(三条高)は6位入賞。男子200mでは木村 峻也(新潟産業大附属高)が3位。男子4×100mリレーでは新潟県から3チーム決勝進出、開志国際4位、新潟明訓6位、東京学館新潟8位でそれぞれフィニッシュ。
秋の国民体育大会では悪条件の中、関口裕太が再び優勝という素晴らしい結果となりました。

この年度の新潟県高校男子短距離の流れを見ていくと、4月中旬以降に新潟県内各地で開催された「春の〇〇選手権」ではよい気象コンディションに恵まれて、100mで高記録が続出してました。その「高記録」を出した選手達が切磋琢磨して頑張った結果、記録の面でも新潟県高校総体陸上の予選会(いわゆる春の地区大会)では関口選手が新潟県高校新記録となる10.37を出すなど素晴らしい記録が出てましたし、4×100mリレーでもレベル(フィニッシュタイム)が急激に上がった感じがしました。サッカーJリーグ・アルビレックス新潟のホーム戦開催(プラス ビッグスワントラック部分改修工事)の影響で新潟市陸上競技場開催となった新潟県高校総体陸上では逆に強い向かい風に悩まされた影響でいいタイムは出なかったけど、力がある関口・鶴巻 両選手は順当に上位で決勝レースを勝ち抜いて、続く北信越高校体育大会の男子100m決勝では関口選手が1位(2度目の10秒37 自己タイ記録)・鶴巻選手2位(1次予選から決勝まで3本連続自己ベスト更新)となって力があるところを見せてくれました。「大きな失敗したら即敗退」という大きなプレッシャーがかかる「勝ち抜き戦形式のインターハイ路線」において、地区予選会からインターハイ本番の決勝まで大きなミスをせず、かつ 決めるところはばっちり決めるという走りができたのが全国制覇を果たした関口だった、ということでしょうね。
なお 200mでインターハイ3位の木村選手は10月の記録会(@柏崎)で20.73(+0.9)新潟県高校新記録を出しております。
これにより、男子短距離に関して言えば、新潟県高校記録一覧から「田村和宏」さん(東京学館新潟高卒、現・同校教員)の名前が消えることになりましたが、これも新潟県高校男子短距離が確実に進化している証しである、ということが言えるでしょう。