祐斉亭の後、人出賑わう嵐山の通りを抜け、大覚寺前の門前を通り、30分ほど歩いて直指庵に着く。静かな場所。
直指庵(じきしあん)は、京都市右京区にある浄土宗の寺院。山号は祥鳳山。寺号はない。本尊は阿弥陀如来。隠れた秋の紅葉の名所としても知られている。
名前の由来は独昭禅師が黄檗禅の正統さを「直指伝心」することを旨としたことによる。直指人心 「直指人心」とは「直指人心見性成仏」という仏語になる。人の持つ生来の仏性を直接に体得することを諭す。禅宗の悟道を示している。
幕末の頃、近衛家老女津崎村岡局がこの直指庵に入り、再興、浄土宗の寺とし、土地の子女の訓育につくし現在に至る
再興時の建物は明治年間に消失し、現在の建物は1899年(明治32年)に再建されたものである
葦葺の本堂
嵯峨で最も北に位置する竹林に囲まれ、心が洗われる所
愛逢い地蔵:尊縁結び、恋愛成就.
待合 付近の紅葉
開山堂:直指庵を開いた独照性円禅師の墓所です。この道の途中には、与謝野晶子の『夕ぐれを花にかくるる子狐のにこ毛にひびく北嵯峨の鐘』の歌碑が建っています。
想い出草観音像:本堂にある想い出草ノートに書かれた悲しみや苦しみを救ってくださる観音様だそうで、手にノートを持っています
水子地蔵尊
庫裏(修練道場)
二河白道の庭にあった鬼瓦
山門は知恩院の中に建立された門で2014年に移築されたもの。門自体の建築部材は1703年のものだそうです。
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