徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

蘇州ウオーカー 虎丘

2010-02-16 22:11:53 | 中国出張
2009/12/27 留園見学の後、2Km先の虎丘景区へ

桐徑北路に出てさらに北進するとT字路に。
高架橋の道路とその向こうには鉄道線路がある。目的地は線路の向こう側に行かねばない。


左折しとりあえず西側に道沿いに進む。古い住居が取り壊され整地されたような後が広がっている


虎丘路という道路に出て北進すればいい訳だが・・
この区画の中は庭園かと思ったが新築のアパートか分譲中の集合住宅のようだ。 こちらでは~園とか~苑、~新村という名前は集合アパート(それもかなり大規模)か住宅街の1区画のようで、塀で囲まれており入り口に守衛か検問所?見たいな物がある


少し行くと高架橋の道路を横断する歩道橋があった。
渡って向こう側に行ってみる事とする。 道路は幹線道路で高速道路にアクセスしているようだ。


歩道橋から見た幹線道路。交通量も多く中国も車社会が浸透してきたようだ。反対側に下りるとバス停があるのみでその先歩道はない。
車専用道路で、その先の鉄道も横断する道路がない。仕方なく引き返す


少し戻ったところに虎丘路へのアクセスする階段が。
幹線道路と鉄道の下を通っていた訳だ。mapにはそこまで記載
されてないから判らないよ。


かなり道草を食ってしまい到着に1時間近くかかる。後500m


呉中第一山 とかかれたまだ比較的新しい門。 この近くのチケット売り場でチケット購入 40元


虎丘も回りを運河(堀)に囲まれている

橋を渡って左側は飲食店街

入り口。寒山寺と同じく黄色い壁が続く


チケット裏面の案内図
世界遺産にはなっていないが
中華人民共和国が指定する国家レベルの全国重点文物保護単位
国家AAAA級旅景区
《見所スポット》雲岩塔、剣池、試剣岩、千人岩、断梁殿、万景山荘、
第三泉、真娘墓など


正面に南大門入り口。その向こうにそびえる虎丘塔 
(コラム)
虎丘は、既に2000年程の歴史を持つ「呉名第一の名勝」と称されている.

虎丘は寒山寺の北、山塘街の海涌山とも呼ばれる高さ36メートルの
丘で、太古の時代には海中の小島であった。
春秋時代の最期に呉王の夫差(ふさ)が父の闔閭(こうりょ)を埋葬した
ところである。伝説によると、埋葬された3日後に白虎が墓の上
にうずくまっていたところから虎丘と名付けられたと言う。
総面積 200,000㎡(60,606坪)
唐代の大詩人・蘇東坡はこの虎丘を称えて”到蘇州不遊虎丘乃憾事也。”
(蘇州に来て虎丘の観光をしなかったら、何とももったいないことだ。)と言わしめたとのこと。


門を入ったところに運河が流れ、そこで船に乗る事もできる。船頭が舟をこいでくれる「小木船」だ。4人乗りで、15分ほどの船旅を楽しむ事ができる。


園内は広々としていて、ゆっくりとした坂を上っていく


大きな一枚岩「千人石」は1000人もの人々が高僧の説法を
聞いたといわれるところ。また別説では、呉王の墓の造営に携わった
千余人が墓の秘密が漏れないようにと皆殺しにされ、その血で石を染めたという言い伝えもある。


丘の中腹にある「剣池」は王の遺品として3000本の剣が埋葬された
場所。秦の始皇帝や呉の孫権が掘り起こしてみたものの、剣は発見され
ず、大きな穴が残り、池になったと伝えられる。


虎丘塔の下に池があり、自然石に彫られた『虎丘剣池』と朱書されてい
る。書家として第一人者と言われる唐代の「顔真卿」の筆によるもので
、数多い中国磨崖の碑の中でも屈指の作と言われ、春秋時代の呉王
闔閭の墓地であったと伝えられている。呉王は剣が好みだったので、
葬る時に専諸・魚腸など三千本の剣を副葬したと言う。この剣池は長方形で、
深さ7mの泉水池だそうだ。





有名な中国のピサの斜塔と呼ばれている雲岩寺塔(虎丘塔)。400年前から地盤沈下のため傾き始め、現在は北に15度傾いている


楼閣式に模した、八角形で七層、 高さは47.5メートル。煉瓦(レンガ)作り。


959年(五代の周)に着工。北宋の建隆2年(961)に完成。今迄、何度も(7回?)火災に遭遇した。
建隆二年:日本では平安時代「枕草子」また「源氏物語」が書かれ、神聖ローマ帝国成立頃にあたる。



古い掛軸に雲岩寺塔が描かれている


塔の北側に下りてみる。散策路が広がり、木や草木が茂る


茶畑みたいな風景


堀と塀の向こうは住宅街


丘の東側の散策路。竹林の中、日本庭園風


雪が舞ってきた。 名前から察すると、ここで書をたしなんだのでしょうか


半周して再び剣池のある広場に戻ってきた。弥武錬兵場のあたりか?




その名の通り蘇州市街が一望できる


?碑亭  古い漢文の石碑が設置されていた






茶器がある。観梅しながら茶を楽しんだところか?


棚翠山庄


入り口と同じ南門から出た。見学約1時間
帰り 通りのお土産屋でシルクのスカーフ購入。あらかじめ用意した片言の中国語セオリーと筆談で値切り成功?
帰路、虎丘路の道を間違う。 方角が怪しくなり、コンパスかナビが必要と感じた。 いいかげん疲れたのでラッキーにもタクシーを途中捕まえることが出来た。すでにに14時。 車だと10分くらいでホテルにつく。裏のスーパーに買出し、カップヌードルの昼食。
本日のウオークはこれにて終了?しようかと思ったが・・

16時になって再度出発! 加油!  行き先は・・(続く)



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