徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2023京都紅葉・常照寺/源光庵

2024-01-13 12:10:55 | 京都散歩
2023 11/27 京都府鷹峯

新しい年になりましたが、昨年の紅葉の記事が続きます
11月の終わりに7年ぶりに2泊3日で京都を旅行しました。
旅行会社のツアーで、家内と二人で。4月に退職して自由人となったので、紅葉時は激込みの土日は避けて、平日発の日程。
それでも秋の京都は大賑わいで、海外の観光客も目立ち、コロナ解除後の人気のほどがうかがえました。

最初の日はツアー会社の企画で、まず鷹峯の常照寺/源光庵へ

常照寺
檀林の寺、吉野太夫ゆかりの寺。日蓮宗


1616年(元和2)日乾上人が開創、鷹峰檀林(学寮)と称された。


寛永(1624-44)のころ、六条三筋町の2代目吉野太夫が帰依し、朱塗りの山門を寄進した。これが現存の吉野門




遺芳庵は 吉野太夫を偲んで建てられた茶室
円窓は吉野窓とよばれ、下部が切り取られて完全な円形ではない。
完成されていない、悟っていない自分を客観的に見つめる意味という事らしい


吉野太夫の墓がある。毎年4月第2日曜には吉野太夫花供養が行われる。


源光庵


今から約670年前の貞和2年(1346年)、臨済宗大徳寺2代・徹翁国師によって開創され、元禄7年(1694年)に加賀・大乗寺27代・卍山道白禅師が住持、以降、曹洞宗の寺院となりました。




本堂庭園の紅葉




⾎天井は、伏見桃⼭城の遺構です。
慶⻑5年7⽉(1600年)徳川家康の忠⾂・⿃居彦右衛⾨元忠⼀党1800⼈が⽯⽥三成の軍勢と交戦し討死、残る380余⼈が⾃刃して相果てたときの恨跡です。君主への忠義のため、また⾃らの誇りのため、そして⼤切な⼈々を守るために戦った多くの武⼠たち。
そうした⼈々をこの地で供養し、その物語をこの地で語り継いでいます。
現場では分からなかったが、写真をよく見ると足形が確認できた


源光庵本堂には「悟りの窓」と名付けられた丸窓と「迷いの窓」という名の角窓があります。2つの窓を通して眺める庭の紅葉


悟りの窓の円型は「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現しています。


迷いの窓の角型は「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表しています。








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