百里基地航空祭 スクランブル！デモ

スカイマーク　神戸～の便が　空港側の滑走路に着陸

302飛行隊のF-4EJ改戦闘機。　隣のトラックから地上整備員が給電装置のチェック中？
2010年は特別塗装機として、302飛行隊所属機が「ファントム無頼」バージョンに。百里のファントムならではの気の利いた演出だ。
＊「ファントム無頼」：百里基地のファントムパイロットを描いた漫画作品。ファンの間ではコールサイン「新撰組」680号機の塗装パターンは本作品の代名詞となっている。史村翔 原作・新谷かおる 作画。昭和53年4月20日号～昭和59年2月まで週刊少年サンデーで連載。全63話。



スクランブル！の発令と共に乗機に駆けつけるパイロットと整備員。発令がされてから、５分以内にテイクオフしなくてはならない。



準備が整い、タキシングウエイに向かう。２機がスクランブルのデモ

ギャラリーに手を振る。実際のスクランブルの緊迫感はない

後から見ても双発のジェットエンジンはでかい

急上昇中


左旋回に入る


垂直旋回中。体重の１０倍のＧがかかるらしい。耐Ｇスーツと日ごろのトレーニングがなければ失神してしまうだろう


ドラッグシュートを開いて着陸。着陸速度は300Km/h
しかし老齢機なのによく頑張っている。
1966年（昭和41年）に第2次F-XによりF-86Fの後継機種としてF-4Eを日本向けに改修したF-4EJを選定した。
初飛行から50年以上経過して開発国のアメリカでは全機退役しているが
後継機種がなかなか決まらないので、飛行時間を減らして延命とのこと



聞いたところによると、沖縄のF-4EJと百里のF-15の飛行隊が入れ替わったとのこと。沖縄での中国に対する緊張警戒が高まりつつ中、より高性能のＦ－１５が必要とのことらしい

F-4EJ改
日本でF-4を戦闘機部隊で運用しているのは茨城県百里基地の第7航空団第302飛行隊の二個飛行隊となっている。