川俣 蛇王の滝

11/1　栗山～川俣

唐滝を後にして県道23号を栗山から川俣方面に向かっていると、鮮やかな紅葉が目に入ってきて車を停めてしまった。
この色彩の光景が来年見られるか定かではないからか？
鬼怒川沿いの工事現場と思われる広場の川沿いの場所だった。

鮮やかな赤と黄


透かし絵のような色彩




青空に山々の紅葉も映える




しばらくして蛇王の滝。駐車スペースは少ない。車を降りて林間から望む。今秋見た滝の中で、周辺の紅葉が最も美しかった。


ａｍ10:30　午前中では逆光になる


周辺の紅葉も美しい


蛇王の滝は、県道23号沿いの鬼怒川に流れ落ちる、落差約100mの滝で、蛇の形に似ていることからその名が付けられた。
例年10月中旬から11月上旬まで、モミジやブナの木々が色付く。対岸にある300mの遊歩道から見える、白糸を引くように流れ落ちる水と紅葉のコントラストが訪れた人々を魅了する。


遊歩道を河原まで降りてみた

河原沿いも紅葉が綺麗




右手に河原のゴーロを100mほど行くともう1つ滝がある。帰りは河原でなく林沿いをたどる。そのほうが歩きやすい


蛇王の滝の源流は日光中禅寺湖にあると言われており、中禅寺の湖水が地下に浸透し、数年を経て蛇王の滝となって
姿を見せるとの事だ。
複数段でいくつもの流れを作りながら落ちる姿がかなり迫力があるのだが、これは本来の滝ではないらしい。
2年前の大雨で滝の流れがかなり変わってしまったらしい。
本来は、上段の水がまとまって落ちるような姿になっていて、それが蛇にたとえられたのだろうという姿だ。


午後に又再訪することとした