秋も深まり、田園には刈り獲られたワラが敷かれる光景が目につき
宇都宮から鞍掛トンネルを抜け、今市の猪倉ー文挟分岐の地点に石仏群が鎮座していた。
彫刻のすばらしい像だ
右端から 地蔵菩薩像。子供の供養のために立てられたのかと思われる。その左は県内でよく見られる如意輪観音像。前にもブログで書いたが、
意輪観音像は、片膝を立てて座る六臂の像が多い。
この観音様を主尊にするのは十九夜講という女性が集まる女人講だ主に9や19のつく日に女の人が集まって,灯明や線香をあげ,十九夜念仏を唱えて,お産が軽くすむように祈願した。十九夜様は女性のための神さまとして,おもに安産を祈願するなど,女性からの信仰を集めていた。
その左、同じく蓮の台座に座った如意輪観音像。その左、馬頭観音像?。よく見ると踏み付けているのは邪鬼のようだ。
十九夜の石碑の隣、これは三面六臂である青面金剛(しょうめんこんごう)像と思われる。江戸時代に多く見られる庚申の主尊だ。
風化もせず彫りが鮮明に残っていて見事である。年紀は天明三年(西暦1783年)とある。この左隣に庚申塔の石碑がある。 元からこの場所にあったのか、道路の拡張工事で移設されたかは不明である。また解説の立て札もないのだが、2百年以上前はどのような風景でここで人々はどのような生活を営んでいたのだろうか。
宇都宮から鞍掛トンネルを抜け、今市の猪倉ー文挟分岐の地点に石仏群が鎮座していた。
彫刻のすばらしい像だ
右端から 地蔵菩薩像。子供の供養のために立てられたのかと思われる。その左は県内でよく見られる如意輪観音像。前にもブログで書いたが、
意輪観音像は、片膝を立てて座る六臂の像が多い。
この観音様を主尊にするのは十九夜講という女性が集まる女人講だ主に9や19のつく日に女の人が集まって,灯明や線香をあげ,十九夜念仏を唱えて,お産が軽くすむように祈願した。十九夜様は女性のための神さまとして,おもに安産を祈願するなど,女性からの信仰を集めていた。
その左、同じく蓮の台座に座った如意輪観音像。その左、馬頭観音像?。よく見ると踏み付けているのは邪鬼のようだ。
十九夜の石碑の隣、これは三面六臂である青面金剛(しょうめんこんごう)像と思われる。江戸時代に多く見られる庚申の主尊だ。
風化もせず彫りが鮮明に残っていて見事である。年紀は天明三年(西暦1783年)とある。この左隣に庚申塔の石碑がある。 元からこの場所にあったのか、道路の拡張工事で移設されたかは不明である。また解説の立て札もないのだが、2百年以上前はどのような風景でここで人々はどのような生活を営んでいたのだろうか。
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