徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2011 京都紅葉 宝巌院

2012-02-15 00:30:31 | 京都散歩
12/10 
嵐山、夕刻からの花灯篭までの間を寺院の紅葉巡り。
まずam11:00
天龍寺総門を入って左手、
天龍寺塔頭 宝厳院(ほうごんいん)を訪ねる

嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」 公開
期間限定で公開され(9/17から12/18)拝観料500円
獅子吼の庭は名園中の名園。最盛期を過ぎたせいか人影も少なく
来て正解。


生け花も夜になるとライトアップ


散ったもみじが庭を覆う




苔海(空池)と三尊石


庭園内には、須弥山を現す築山、その前には人生を思わせる「苦海」(空池)が
広がり、対岸には「雲上3尊石」が有り、海の中には、「此岸」より「彼岸」に渡る舟石、仏の元に渡る獣石が配置されている。





今年は12月になってもまだ紅葉が素晴らしい


天気は日が射さない寒い1日だった


夜間ライトアップもやっているので綺麗だろうなあ










茶室 無毘庵




松と巨石と紅葉 他ではなかなか見られない組み合わせ
「碧岩」




苔に覆われた岩


この巨石の名は?




永代供養堂「無擬光堂」


これも巨石


清流沿いにある「響岩」


書院と茶室


書院の窓からの庭の紅葉










鮮やかな苔の緑の上に落葉が覆っていた


豊丸垣と書いてある。






書院の前の庭は苔の上の散ったもみじと渓流に落ちたもみじで赤く染まり・・








垣根ぞいに見る外の参道の紅葉


水の流れ、紅葉、苔むした岩のコンビネーションが美しい


巨大な「獅子岩」 どうやって運んだのか


「破岩の松」


広い庭園を充分散策できた


表に出ると参道は紅葉のトンネル






次は嵯峨野 祇王寺に向かう。


大亀山 宝厳院(だいきざん ほうごんいん)
は、臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院のひとつ。寛正2年(1461年)室町幕府の管領であった細川頼之公の財をもって、天龍寺開山夢窓国師より三世の法孫にあたる聖仲永光禅師を開山に迎え創建されました。
宝厳院本堂は、幾多の苦難を乗り越え平成二十年 多くの方々の尽力と徳を頂き完成した。
庭園は天龍寺開山夢窓国師の法孫である策彦禅師の作とされ、嵐山を巧みに取り入れた回遊式山水庭園
この庭園の大きな石は「獅子岩」と名づけられており、獅子の姿が目に浮かんできます。

獅子吼の庭:この庭園は室町時代に中国に2度渡った禅僧策彦周良禅師に
よって作庭された名園で嵐山を巧みに取り入れた借景式枯山水庭園で江戸時代の京都の名所名園案内記と称すべき『都林泉名勝図会』にも掲載された名園。
「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味で、庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴く事によって人生の真理、正道を肌で感じ、心が大変癒される庭。
庭園内には、須弥山を現す築山、その前には人生を思わせる「苦海」(空池)が広がり、対岸には「雲上3尊石」が有り、海の中には、「此岸」より「彼岸」に渡る舟石、仏の元に渡る獣石が配置されている。
その左奥には中国黄河の上流にあると称される「登龍門」より「龍門の瀧」がありその滝壷には鯉魚石を配し、修行の厳しさを表現している

また策彦禅師が命名された「獅子岩」、「碧岩」や「響岩」といった巨岩を身近に観る事が出来る。
回遊路の途中には、「破岩の松」が天に向かって真っすぐ生えているのを見ると、「願心」の大切さを痛感する。
(宝巌院の説明パンフレットより引用)

(交通)阪急・嵐山駅から自転車5分


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