4月から、KADOKAWAが新しい漫画雑誌『青騎士』を創刊する。私が今追っている作品『北北西に曇と往け』が『ハルタ』(KADOKAWA)から移籍するので、この新雑誌の存在を知った。(他にも数作品が移籍)『ハルタ』は新人作家を多く採用する漫画雑誌だが、雰囲気に統一感があって好きな作品の数も最も多い。
雑誌名は、ヴァシリー・カンディンスキーとフランツ・マルクが創刊した芸術年刊紙『青騎士』からだろうか。コンセプトはジャンルにとらわれない漫画雑誌らしい。私は少年漫画も青年漫画も少女漫画もジャンルを問わず、読むのでこのコンセプトにあまりピンとこないが、漫画雑誌とはそんなにジャンル別になっているものだったか…『青騎士』が刊行されれば、コンセプトはより明らかになるだろう。
『青騎士』の告知イラストは、少しレトロな絵柄で好みだった。雑誌もこのイラストと同じ雰囲気をもっていたらいいな、と期待している。
とここまで書いたが、私自身、好きな作家が表紙だとか特別な理由がなければ、雑誌はあまり買わない。長く連載してもらうには、雑誌を応援するべきだとは思うのだが、単行本派でなかなか雑誌に手が出ない…皆さんはどうだろうか?