キャンパスで核実験を考える
平和学講座 活発に
「被爆国の学生としていま、何をすべきか」
インドとパキスタンが相次いで核実験を強行した後、
各地の大学の平和や国際関係論の講座を中心に
討議が広がっている。
『ゼミ』の学生は、街頭で「反核」の署名集めをした。
「抗議文」を作って、核保有の国に送ったところもある。
被爆地にある広島修道大で、平和学を教える
岡本教授は11日の講義で、インド・パキスタンの核実験について
「両国首相に伝えたい気持ちを200字でまとめよ」と出題をした。
その後に討議
来週の講義では、被爆者の体験談を聞く予定だ。
京都・立命館大大学院の国際関係学部のゼミは
印パ両国や5大核保有国宛の抗議文のほか、
「核の傘」からの脱却を日本政府に求める声明も送った。
手書きの横断幕を作り、大学近くの路上で、ゼミ生らが
約1時間、核実験反対の署名集めをした。
中学生を含め、署名はその後500人近くまでふくらんでいる。
大学で、安全保障や環境、開発問題などを扱う、
「平和学」の関連講座は、1986年当時の64校から、
96年の194校へと、2倍以上に増えている。
(朝日新聞 1998年6月12日付 第2社会面より)
平和学という新しい分野でもあるように思う。
一人の力では、そもそも考えたところでは
無駄なのかもしれない。
でも、何かをしないよりは、何かをすることで変わることがある。
核実験による問題・・・・
人を守るためにあるのか、それとも、人を排除するためにあるのか
1つの歌で世界の心が一つになるかもしれない
でも、1つの核爆弾で奪ってしまうのは人々の心かもしれない。
実験と呼ばれるもの・・・
新しい変化、成果を求めるためにある。
核実験・・そこに求められるのは一体何であろうか
被爆国として、私たちに出来ること・
考えるところからでも、きっと遅くない
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