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Re.1998.6.5

2008-06-05 23:26:51 | 旧メンバーブログ


20年先見た政策 16歳で選挙権与えては

松田聖子さんは、「歯の美容整形」をしたそうだ。

わたしのまわりでも、「歯の矯正」をしている人がいる。
ただ、大変なのは時間がかかること。

治療期間が4,5年というのは当たり前だ。
だから治療をする人は若い人が多い。

一定の年齢以上になると、5年もかかるのだったらいいや
となる。

じわじわと沈んでいく日本経済を考えるとき、
この『歯の矯正』のことが頭に浮かぶ。

金融、建設、農業など、保険から
自由への思い切った舵取りが、なかなか出来ない。

年金、医療費、高速道路など将来、財政破綻が想像でき、
後の世代にツケを渡しそうな問題でも、抜本的な改革は進まない。
郵便貯金民営化などもそうだ。

もし、日本の政策を決めるのが若い世代なら、
しばらく痛みがあっても、10年後、20年後の健康を選択しようと
するかなと思う。

でも、実際に決めているのは高齢者。政治家が高齢者ということだけでなく、
政治家を選ぶ有権者の年齢も年々上がっている。

加えて若者の投票率が高齢者の投票率より低い傾向は強まっており、
人口構成以上に高齢者が影響力を持つ。
もちろん投票に行かない若者も悪いのだが、政策に世代的偏りが出ているとしたら、
問題だ。
5月31日に開かれた「AERA 大学生セミナー」では
大勢の大学生と話をする機会があった。

ラジオ番組にレギュラー出演している、出版社の手伝いをしている、
などと自己紹介する1年生もいた。総じてまじめでしっかりした
学生だった。しかし彼らは、18歳と19歳、選挙権はまだない。

選挙権を16歳、18歳から与えたらどうだろう。
少しは10年後、20年後をにらんだ政策に力を与えることになると思う。

(朝日新聞 1998年 6月5日付 ミニ時評より)

郵政民営化にはなったものの、10年前と比べて
金融、建設、農業など、保険、
年金、医療費など、一向に進んでいるように見えない。

国の借金は800兆円とも言われ、
国民1人あたりが800万円にもなる。

10年前、東大に入れば、官僚も目指すものも多かった
そして公務員の人気はあったであろう。

今では、優秀な東大生は官僚に見切りをつけ、
外資に行くことが多いそうだ。
また公務員受験者数も、年々減りつつある。

ほかの職業に比べて、政治の世界に
若者の関心が向くことは低い。

今回フジテレビの月9では、木村拓哉を主演に
政治をテーマにドラマを放送している。
最初の1,2回は見たものの、なんだかドラマであっても
現実のものと変わらず、見ていてつまらないと感じてしまった。

小学校をやっていた教師が、ひょんなことで国会議員になり、
総裁選にまで、出ることになる。
そんなことはないと思いつつも、政治の世界にまで、
1人のタレント性によって、国が動かされてしまっては
どうしようもないだろう。

10年先を見据えた政治
日本の政治が若手に主導権を持つようになるまでの
道のりはどのくらいだろう




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