行動した後悔より行動しなかった後悔のほうが深い

こんばんは、火曜担当ナミです

今学期、私は選択必修で「環境心理学」という講義を受講しています。
自分の専門とは全く関係のない分野ですが、
先生が心理学を専攻していない学生にも分かるように教えてくださってなかなか面白いです

その講義の中でなるほどと思うことがあったので紹介します。
「行動した後悔より行動しなかった後悔のほうが深い」ということです。
分かりますか？具体的な経験を思いつきますか？

また、それに関連して
自分で選択して動いたことは、たとえ悪い結果を得たとして、それを何とか受け入れることができるそうです
例えば、喫煙による病気、スキーによる怪我、飛行機による事故などは、リスクを承知で自分でそれを選択したことなので、
不幸な事態になっても、何とか受け入れられるのだそうです。

一方で自分の意志で選んだわけでなく、環境や他の影響で受動的に被った悪い結果は、なかなか受け入れられないそうです
例えば、自然災害がそうでしょう。

要するに、自分で決めて動いたことは、結果がどうあれ後で受け入れられるのです。

「あれをしなければよかったなぁ。」と「あれをしておけばよかったなぁ。」
前者は行動して後悔し、後者は行動しなくて後悔しています。
例えば、告白を例にすると
「告白しなければよかったなぁ。」と「告白しておけばよかったなぁ、ダメもとで。」
になりますね。どちらも後悔している状況ですが、比べると後者のほうが後悔が深そうな気がしませんか？

告白だけでなく、何か行動を起こそうか起こしまいか迷ったとき、
まずはよく考えることが大切ですよね。
よく考えて“自分で選んだ”結論なら、もし事態が悪くなっても、何とか受け入れられるはずです。
でも、迷って迷ってどうにもならなくなったら、ダメもとで行動したほうがいいと思います
行動した後悔より行動しなかった後悔のほうが深くなるから。

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