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考えてもらいたこと

2007-08-02 14:25:55 | 旧メンバーブログ
中越沖地震から、約2週間が過ぎました。

新潟市は震度は大きかったものの、
被害はほとんどありませんでした。

先週の日曜日に被害の大きかった刈羽村に
ボランティアに行ってきました。

体育館での避難所生活、テレビで見ることしか
ありませんでしたが、2週間を過ぎた今でも
多くの人が避難所での生活を強いられていました。
水道はもちろん節水です。

僕は、子供達のお世話や遊び相手をする
ボランティアをしてきました。

元気のない子供達をどう励ましてあげよう、
初めて会ったばかりで打ち解けられるかと
不安でしたが・・

子供達はどの子も元気いっぱいで
すぐに、「ノリ」と呼んでくれて目一杯遊びました。

当日は、選挙の日と重なっていて、
プレイルームが使えない状態でしたが、
天気もなんとか雨が降らず、外で遊びました。
季節はずれの凧揚げでしたが、子供たちも喜んでやり
風にのって空高く舞い上がりました。

子供達と一緒になって
どっちが高く上がるか競争だと、たこ糸が
なくなるくらい伸ばして競争。
昼になると、炊き出し班が作ってくれた豚汁。
ノリは食べないつもりでしたが、
「ねぎ食べられないから、ノリ全部食べて」と
「好き嫌いなくさないと、大きくなれないぞ」と
言いつつも、おいしい豚汁を頂きました。
オセロの勝負もガッツリ勝ってきました。

どの子もちっとも落ち込んでいる様子なんかなくて
元気をこっちがもらったくらいです。
でも、どこか無理をしているそんな風にも
ノリの目には映りました。
帰り際の一言
「明日もノリ来てくれる?俺、お盆までいるからさ。」
「ごめんな、明日大学でテストがあるんだ。
 代わりに肩車してやる。」

最後に握手をして帰ってきました。震災がなければ、
子供たちは楽しい夏休みを過ごすことが出来ただろう。
受験生にとっても大事な夏休みである。
ボランティア本部の2階を学習室としての
スペースとして使えるようになった。
それでも、まだ落ち着いて学習に望める環境には遠い。
自宅に帰ってから色んなことを考えました。
水道、ガス、電気が使える暮らしが
とても便利であること。避難所の体育館には
各地から寄せられた飲み物、様々な生活用品が
ダンボールに詰まれてありました。寄付金や物資の救援は必要です。
しかし、避難所での生活は多くの人との団体生活。
個人のプライバシーはほとんどありません。
震災から約2週間が過ぎ、ようやく水の復旧しました。

避難所での生活者は多くのストレスを抱えています。
話し相手になること、遊んでくれたりすること、
そのことで少しでも避難者のストレスや不安が解消してもらうこと
自分がボランティアとして、そういう役割を果たせたら、
良かったのかなぁと思います。

27時間テレビで三田村邦彦さんが言っていました。
「新潟の観光地のキャンセルが出ていて困っている。
ぜひ、みなさん新潟にいらしてください。」

震災による被害は観光地・サービス業にも被害を与えています。
1日でも早く、被災者の方が元の生活に戻れるよう
また、いつもどおりの活気の刈羽村・柏崎市になること
を願っています。

そしていつ来るかわからない震災
僕らが当たり前のようにしている生活も
見直す必要があると感じました。


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