YAHOOニュース・スポーツより
オリックスのテリー・コリンズ監督(58)が21日、
スカイマークでの阪神戦終了後に会見し、辞任を発表した。
2年連続の成績不振による責任を取っての引責辞任で、
シーズン中に3首脳がチームを去る異常事態となった。
06年オフにドジャース育成部長から監督に招聘(しょうへい)された。
だが昨年は借金15で最下位に低迷。
今季はカブレラを獲得し、ローズ、ラロッカとの「ビッグ・ボーイズ」打線を
形成したが思うように機能しなかった。
先発の平野、岸田、デイビーの3本柱が開幕から故障の不運も重なり、
Bクラスに低迷していた。
随所で導入したメジャー方式もことごとく裏目に出た。
投手には試合だけでなく練習でも100球の球数制限。
野手にも「試合で100%力を発揮するように疲れてはいけない」
と居残り練習を禁止。
選手からは露骨な怒りや戸惑いの声が噴出し、
最後まで波長は合わなかった。「選手がどうすれば理解してくれるのか」。
深めていった孤立感と成績不振が職場放棄とも受け取れる辞任劇となった。
これでオリックスは01年仰木、02年石毛、03年レオン、
04年伊原、05年仰木、06年中村、07年コリンズ、
08年大石と8年間でのべ8人の監督が交代となった。【松井清員】
結果を出せなければ、即交代、メジャーリーグやサッカーなど
スポーツの世界ではあることだ。
結果に反映していたことだろう、選手からの露骨な怒りや戸惑いの声
信頼関係を築くことなく、終えてしまったのだろうか。
スポーツに限ったことではないが、目に見えている努力や成果というもの
より、別の力のほうが、力を与えてくれていることが多い。
前に何かの記事で見たことがあった。
高校駅伝の県大会、優勝したチームの監督が真っ先にお礼をいったのは
控えになった選手だった。
「君たちのバックアップがなければ、優勝はなかった。
ありがとう。」
優勝したのは、紛れもなく選手たちの力である。でも控えの選手が
優勝したメンバーに与えた力は大きかったのだろう。
中学のバスケをやっていた友達が、前にこんなことを言っていた。
「控えの選手が出られるように、早い段階で得点差を
つけたかったけど、できなかった。
スタメンの俺らがもっと強ければ、チャンスを
与えられたのに。」
その当時は、決して負けた悔しさと不甲斐なさで話せなかった思い
5年後になって、控えの友達はその思いを聞いた。
やりきれなかった思いが、コリンズ監督にあった。
チームを勝たせたいと、選手も監督もコーチも思いは一緒だった。
手段が違うことで、チームの勝ち負けとは違うところで、
別の結果が出てしまった。
交流戦がはじまった、プロ野球
戸惑っている暇はない。コリンズ監督のやりきれなかった思い
オリックスの選手は力に変えてがんばってほしい
オリックスのテリー・コリンズ監督(58)が21日、
スカイマークでの阪神戦終了後に会見し、辞任を発表した。
2年連続の成績不振による責任を取っての引責辞任で、
シーズン中に3首脳がチームを去る異常事態となった。
06年オフにドジャース育成部長から監督に招聘(しょうへい)された。
だが昨年は借金15で最下位に低迷。
今季はカブレラを獲得し、ローズ、ラロッカとの「ビッグ・ボーイズ」打線を
形成したが思うように機能しなかった。
先発の平野、岸田、デイビーの3本柱が開幕から故障の不運も重なり、
Bクラスに低迷していた。
随所で導入したメジャー方式もことごとく裏目に出た。
投手には試合だけでなく練習でも100球の球数制限。
野手にも「試合で100%力を発揮するように疲れてはいけない」
と居残り練習を禁止。
選手からは露骨な怒りや戸惑いの声が噴出し、
最後まで波長は合わなかった。「選手がどうすれば理解してくれるのか」。
深めていった孤立感と成績不振が職場放棄とも受け取れる辞任劇となった。
これでオリックスは01年仰木、02年石毛、03年レオン、
04年伊原、05年仰木、06年中村、07年コリンズ、
08年大石と8年間でのべ8人の監督が交代となった。【松井清員】
結果を出せなければ、即交代、メジャーリーグやサッカーなど
スポーツの世界ではあることだ。
結果に反映していたことだろう、選手からの露骨な怒りや戸惑いの声
信頼関係を築くことなく、終えてしまったのだろうか。
スポーツに限ったことではないが、目に見えている努力や成果というもの
より、別の力のほうが、力を与えてくれていることが多い。
前に何かの記事で見たことがあった。
高校駅伝の県大会、優勝したチームの監督が真っ先にお礼をいったのは
控えになった選手だった。
「君たちのバックアップがなければ、優勝はなかった。
ありがとう。」
優勝したのは、紛れもなく選手たちの力である。でも控えの選手が
優勝したメンバーに与えた力は大きかったのだろう。
中学のバスケをやっていた友達が、前にこんなことを言っていた。
「控えの選手が出られるように、早い段階で得点差を
つけたかったけど、できなかった。
スタメンの俺らがもっと強ければ、チャンスを
与えられたのに。」
その当時は、決して負けた悔しさと不甲斐なさで話せなかった思い
5年後になって、控えの友達はその思いを聞いた。
やりきれなかった思いが、コリンズ監督にあった。
チームを勝たせたいと、選手も監督もコーチも思いは一緒だった。
手段が違うことで、チームの勝ち負けとは違うところで、
別の結果が出てしまった。
交流戦がはじまった、プロ野球
戸惑っている暇はない。コリンズ監督のやりきれなかった思い
オリックスの選手は力に変えてがんばってほしい

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