Ｒｅ：１９９７．１２．１３

缶コーヒー、ホットな商戦

１年で最もよく売れている冬のシーズンを迎えて、
コーヒー飲料の販売競争が活発になっている。

缶飲料市場では３割を占め、飲料メーカーにとっても
稼ぎ頭だけに自動販売機の保有の台数の多さを背景に
優勢な日本コカコーラ、サントリーなどに対し、
ライバルメーカーはコンビニエンスストア向けの新商品やＣＭ攻勢
をかけて、追い上げを狙っている。

缶コーヒーの市場はここ１０年間で２倍近く拡大している。
販売占有率は日本コカコーラの「ジョージア」が全体の３割以上
サントリーのボスが約１割で、自販機の保有台数の多さに比例して
上位を占めている。

対抗してコンビニの販売に力を入れているが、
アサヒ飲料やＵＣＣ上島コーヒーなどだ。

アサヒは不振だった「ジョー」に代り
新製品「ワンダ」を出し、ＣＭにはプロゴルファーの
タイガーウッズを起用した。

ＵＣＣは１１月から、コンビニ向け商品として、
糖分控えめでオレンジの香りのする「フレーバーカプチーノ」を売り出した。
容器には丸みを帯びたガラス瓶を使い、「若い女性向け」として売り込んでいる。

サッポロビール飲料も、「JACK」のCMに俳優の故・松田優作さんを
登場させて話題づくりを図ったほか、
ヤクルト本社も十月から「珈琲たいむ」の種類を売れ筋商品に絞り込んでいる。
各社ともキャンペーンなどを積極的に行い、
コンビニでの商品の陳列場所が少しでも
目立つところにという競争の方も激しさを増すばかりだ。

（朝日新聞　１９９７．１２．１３日付　一部省略）

寒い冬の季節にあったかい飲み物必需品ですね。

それにしても、コンビニやスーパーに並べられる
お茶やコーヒーの数ってすごいですよね。

ノリはあまりコーヒー飲まないので、特にこだわり
はないのですが、ノリの父は１番ＵＣＣが良いということを
言っていました。

お茶のデザインはシンプルな割りに、名前にこだわった
商品が多いですよね。「茶織」　「辻利」といったもの

それに比べて、コーヒーは各社デザインにこだわったものが
多い気がします。ＢＯＳＳのレインボーマウンテンなど
とてもカラフル！！
デザインで好きなのは「ＦＩＲＥ」浮き出た炎のパッケージが好きで
昔、ペン立てにしていたこともあります。

いかに多い商品の中で、目立たせるか！！
これから、就職活動のみなさんと同じことが言えるかもしれません。

中身という点での味の違いはほとんど大差ない。
手にとってもらう、気にいってもらうということ

ある１点で光り輝くモノを見せられたら、
それが個性ということになると思います。