「フェスタ2016@大阪国際会議場」の報告

2016年06月08日 | フェスタ

FESTA2016 リポート

 

 

6月5日(日)、大阪国際会議場(大阪市北区)で、本協会の年間最大イベント

であるフェスタ2016(NPO法人日本ベジタリアン協会主催・日本ベジタリアン学会後援)

が開催されました。

午前中に行われた学会認定セミナー、午後からの総会、講演会を合わせて50名を超える

出席者がありました。
今年は東京をはじめ関東地区からの出席者が10名近くおられました。

午前中の、日本ベジタリアン学会によるべジタリアン・アドヴァイザー・セミナーでは、

「菜食と健康」(講師:歯博 垣本充)、「野菜・果実の科学」(講師:農博 阿部一博)、

が開講され菜食に関する健康や農学の領域でのデータを交えながら、講演を行っていただき

受講者も質問などを交えて、知識の共有を行うことができました。


 



午後、総会のあと、日本ベジタリアン学会認定「ベジタリアン・マイスター」資格の授与式

が行われました。

授与された宮城智央氏(琉球大学医学部助教、日本脳神経外科学会認定

指導医・専門医)は、脳神経外科医として活躍されている傍ら、ベジタリアニズムに関する

倫理・哲学の研究者でもあり、厳しい学術審査を経て、高井明徳学会会長よりマイスター

資格を授与されました。

この学会認定最高資格取得者は全国で3人目となります。


 



つづいて、≪大豆は世界を救う ~ミートフリーマンデーを考える~≫をテーマに、

第1回日本ベジタリアンアワードでミートフリーマンデー賞を受賞された、

株式会社 染野屋 代表取締役社長 小野篤人氏による講演が行われました。


歴史ある、豆腐を製造している会社ということもあり、栄養学的な資料を交えて、

ポール・マッカートニー氏のミートフリーマンデーの活動を豆腐を活用することで、

実現させていこうと言う具体的なお話をされておりました。
小野氏が、ヨーロッパで講演され、現地の方々と豆腐試食会を行っている映像もスクリーンで

映し出され、とてもにぎやかで和気合い合いとした雰囲気が伝わってきました。
アメリカで話題になった、映画フォークス・オーバー・ナイブズの内容にも触れ、

我々がこの地球で、環境や健康やその他の問題を解決するために、何ができるのかといった

壮大なスケールでお話されている思いが伝わってきた気がいたします。
受講者の方々も、小野氏の講演が大変良かったと言っておられました。

 

 


午後5時から懇親会。
垣本代表のあいさつ、リーガロイヤルホテル。シェフによる料理説明、そして

不二製油の鈴木様の乾杯の発声のあと、なごやかな歓談タイム。

 

例年好評を博しているリーガロイヤルホテル・シェフの菜食料理は全てがビーガン仕様で、

大豆タンパクを使ったベジバーグや野菜寿司、豆乳使用のデザートなど、大変美味しく

いただくことが出来ました。

 


今年は、懇親会にお越しいただいた方々から、熊本地震への義援金を募り、寄付いただいた方に、

Tシャツや本協会の推奨マーク付きの、かるなぁの商品を差し上げました。

おかげさまで、多くのご寄付(21,500円)いただくことができました。

日本赤十字を通じて、熊本地震の義援金として、全額寄付させていただきます。

 



懇親会にもご参加いただいておりました、サン・クロレラ様のクロレラパウダーを参加者の

方々にお配りしましたが、皆様大変喜ばれておりました。



本協会に関わっていただいているさまざまな方々の活動アピール時間を設け、普段されている

活動をお話いただき、参加者の方々の交流が深まったと思います。

 



本協会が、このようなイベントを通じて、会員の方々や関係者の方々または菜食にご感心の

ある方々などの交流や、菜食に関する悩み相談・解決の役割を果たすことができれば

幸いです。

イベントにお越しいただいた方々、または支えてくださった方々に感謝とお礼を申し上げ

ます。

ありがとうございました。

 

なお、次回「FESTA2017」は、2017年6月18日(日)に大阪国際会議場で開催します。

 

(報告:橋本晃一)


 

 

 

 


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