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日本語フリーフォント (主にコンソールフォント)

2023-06-18 07:35:53 | コンピュータ

派生元フォント

  • IPA IPAフォントは、独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) により開発されたコンピュータ用のフォント。それまで、自由に使えて印刷用途に耐えられるフォントがなかったため、コンピュータ利用できる高品質な日本語フォントを目的に公開された。細かい内容は Wikipedia を参照。(2003年~)
  • M+ FONTS コンソールでの可読性で有名 (1 (イチ),I (アイ),l (エル) の見分けなど)。開発当初は漢字が少なかったため英数字の可読性を残しつつ多くの合成フォントを生むことになった。 (2003年~)
現在は GF Latin Plus (Google Fonts Latin Character Sets) を元に、多くの漢字 (5700以上) を表示でき、派生フォントを使わなくても十分実用的なフォントになっている。
  • Noto フォント (google) No Tofu (グリフがないときに表示される四角=豆腐) を無くすという目的で消えゆくかもしれない言語を含め、現存するほぼすべての文字言語のグリフを含めることを目標に作成されたもの。(日本語部分は源ノ角ゴシックもいう)
  • Source Han Sans (Adobe) 上記 Noto CJK と同じ物 (共同開発)。(源ノ角ゴシック)
日本語だけで良ければ Assets の中の (Show all 22 assets を開いて) 「Region Specific Subset OTFs Japanese (日本語)」 辺りが良いんじゃないでしょうか。 Source Han Sansの紹介:オープンソースのPan-CJK書体 (ゴシック 2014年~)
Adobe Fontsから入手できる「源ノ角ゴシック」のバリエーション によると、Subset OTF がお勧めなんでしょうけど、Super OTC が手っ取り早そうですね。
  • IBM Plexフォント IBM Plex Mono が新たなコンソールフォントの一つに仲間入り
  • ZEN角ゴシック (ZENシリーズ) 大平善道 さんデザインのフォント。 一時期は販売されていたようですが、無償フォントとして Google fonts へ引き継がれました。

派生先フォント

  • IPAmona フォント IPAフォントを元に文字幅を調整 (MS P明朝/ゴシック) しAAがずれないように調整した物。
  • Migu / MigMix  M+と、IPAゴシックのあいのこ。第四水準までの漢字が使えるように。(2006年~)
  • Ricty / Ricty Diminished Migu 1M, Circle M+ 1m  からの派生。Discord は D や Z に斜め線を足したりして視認性を上げた。(2012年~)
  • Myrica / MyricaM Inconsolata と、源柔ゴシック、源真ゴシックのあいのこ (2014年~)
  • Mgen+ / Rounded Mgen+ M+ と源ノ角ゴシック/のあいのこ。 (2015年~)
  • Cica Hack (英数字)、DejaVu Sans Mono (記号)、Rounded Mgen+ (それ以外) の合成 (2015年~) 
  • PlemolJP IBM Plex Mono (英字) と IBM Plex Sans JP (日本語) を掛け合わせたもの。 (2021年~)

そのほかメモ

  • 牟礼町 ジョージアを拠点とする書体デザイナーNeil Summerour氏による日本語フォント。
  • LINE Seed LINE から公開されたフォント。フォントワークスと共同開発。
All Japanese Fonts (Microsoft store) 日本語フリーフォントの幾つかをまとめてインストールできる。

フォントを選ぶときに一覧表示できるツール。

右上のハンバーガーメニューから「MORE SETTINGS」→「Don't display fonts that has no italic」,「Don't display fonts that has no monospace」を ON にすると
上のをクリックするとイタリックフォントがある物のみに絞り込み
上の m をクリックするとモノスペースフォントのみに絞り込み
上の🔍をクリックするとフォント名で絞り込み
上の m をクリックするとモノスペースフォントのみ表示
左のフォント一覧にチェックを入れた物のみ表示して比較できる。右側の黄色いアイコンを押すとウィンドウが開いて長文の表示結果を見ることができます。

ルータ、スイッチを触るときに必要な物

2023-06-04 07:50:07 | コンピュータ
telnet や ssh なら個人的には PuTTY (日本語対応版なら PuTTY-ranvis) が好きですが、シリアルやマクロを考えると TeraTerm が使いやすいでしょう。シリアルケーブルと、これなくしては始まらないでしょう。

ファームのアップデートや、設定ファイルの保存に便利。syslog サーバになるのも便利。
3CDaemon が有名ですが、今は亡き 3Com が開発元ですから現行製品があるなら乗り換えた方が良いんじゃないでしょうか。

簡易HTTPサーバ。たまーにファイルを渡すとき、HTTP ぐらいしか通らないことがあるので。インストーラ形式でない、ポータブルなアプリ。軽くてとても良いと思います。

tcpdump とか、snoop とかそれ系。無いと始まらない。

DF も良いのですが、開発の続いている WinMerge の方が安心ですね。そして、行の中のどこが違うかまで示してくれるのが良いです。
Visual Studio Code を使う人も見かけますが、私は使い方が分かりません。

大量に ping を打つ場合に便利なツール。
ping 結果を保存するときに、間違えて宛先のリストを保存して作業を終わってしまう地雷ソフト。
開発が終わっているようなので、乗り換え先のツールが欲しい。

scp を簡単に使えるツール。
最近の Windows はコマンドラインの scp を追加できるので要らない人も多いかも。決まったところによくアクセスするのであればホストを登録できるのでとっても便利。

S3 を見れる WinSCP を紹介したので Azure Storage を見ることのできるツールも載せておきます。一度しか使ったことがないので、よく分かってないです。

RADIUS サーバへ任意のクエリを投げるツール。RADIUS サーバが意図した応答を返すか試すことができます。
左下の四角の部分に任意のパラメータを入力することができます。
かなり古いツールなので、いつ使えなくなるかすごく心配。

LDAP サーバの情報を覗きたいことがあるのではないでしょうか。参照だけならこの辺が使えます。

こちらは編集もできるようです。開発は止まっているみたいですけども。

言わずと知れたポートスキャンツール。
Windows ではデフォルトで GUI が付いてきますが、*nix では Zenmap という公式 GUI が別途存在します。

Wi-Fi を見る事があるなら入れた方が良いかな。WiFi Analyzer でも良いですけど、チャンネル幅が全て 20MHz 表示になってしまいます。
干渉を確認するにはちゃんと帯域幅を表示してくれる inSSIDer をお勧めします。このシリーズの Tonic は有償でパケットの解析ができますが、普通はそこまで要らないでしょう。



一覧形式で SSID、BSSID (MAC Address)、電波形式、RSSI ...を見ることができて、メッシュなどで複数の AP があるとき、目的の BSSID を選んで接続することができます


snmp の試験をするのに便利。仮想環境なんかに Linux を入れて net-snmp を使えば完璧ですが、それは面倒ですし、全て CLI ベースになりますからね。
新しい TWSNMP FC (ストア版) というのが出ているらしいのですが、どうやって使って良いかさっぱり分かりませんでした。ですが、旧版で十分機能を果たします。

DHCP、DNS、SMTP、POP3、PROXY、FTP、Webというサーバの機能をもつソフト。使ったことはないですが便利そう。

トラフィックジェネレータ

パケット生成ツール。トラフィックジェネレータを探して見つけたツール。
多数のクライアントを模擬したかったので、これはら駄目ですが、そのうち使うことがあるかもしれない?
scapy のページを Firefox で開くと暫く動かなくなるのでリンクは止めておきます。必要な方は探し見てください。

エディタは色々あるけども、Windows ではこれが一番使いやすい気がします。
*nix では Vi 派なので、正規表現が使えるのが良い!マクロを書いたりするときは gvim を使ったりもします。

ネットワーク図を簡単に書くのに使えます。ただ、ドキュメントとして残す物にはちょっと質が低いかな。EdrawMax とか良さそうに見えるのですが有償です。
↓こんな感じ