✳️陰謀【911報告書はWTC7ビル崩壊にほとんど言及していない。アメリカ政府は大きな疑惑に頬かむりしたのだ】
きくち氏は、自身のブログで、先のシルバースタイン氏の発言を紹介したあとでこう続けている。「この作品には出てこないけど、この第7ビル崩壊のことが政府の911委員会報告書から完全に削除されているんですよ。変ですねえ?」
また、成澤氏も、「しかも『調査委員会』の『報告書』も第7ビルについては触れていない」と言い、フルフォード氏も「7号棟については、政治のレポートにも触れられていない」と、疑惑を投げかけている。なぜアメリカ政府の『911報告書』からWTC7崩壊の事実が削除されているのだろうか?
真相【陰謀論者は911事件関連の報告書が複数種存在することさえ知らない】
じつは、きくち氏、成澤氏、フルフォード氏3者の言うことは本当である。『911報告書』にはWTC7ビルのことは数回しか出てこず、内容もビルの何階に何があったということぐらいで、崩壊に関する説明はない。(中略)
では、なぜ、公式報告書である『911報告書』に、WTCビル崩壊の記述が少ないのか?
それは、この報告書の本題が、WTCビル崩壊ではないからである。『911報告書』は、テロ当日の動き、機が激突したビル内での模様、テロへ向かう道筋など、あくまでハイジャック機とそれにまつわる事象が中心であり、WTCビル崩壊に関しては、それを専門に扱ったほかの報告書が存在する。すでに、紹介してきた『FEMA 報告書』と『NIST報告書』である。
だから、アメリカ政府の公式報告におかしなところは別にないのである。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
✔️【逆デバンキング〈FEMA報告書はWTC7崩壊のメカニズムなど説明していない〉】
この言い方ではまるで〈FEMA報告書〉に、WTC7崩壊のメカニズムなどが詳しく書かれているようですが、全然そんなことはありません。だまされないでください。
〈FEMA報告書〉はWTC7に言及はしているものの、崩壊のメカニズムについてはなにも説明などしていません。
9.11問題に詳しい米クレアモント神学院名誉教授のデビッド・グリフィンによると、〈FEMA 報告書〉には次のように書かれているそうです(爆笑のご準備を)。
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第7ビルの火災の詳細及びそれがビルの崩壊をいかにして引き起こしたかということは、この時点では依然としてわかっていない。建物の中にあったディーゼル燃料の総量は、大量の潜在的エネルギーを含むものであったが、最も考えられる仮説は、蓋然性がとても低い[とても起こりそうにない]事態が起こってしまったというものである。
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【まとめ】
●〈FEMA 報告書〉はWTC7崩壊の原因を説明していない。
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