✳️陰謀【ハイジャック機を撃墜しないよう、アメリカ空軍には待機命令が出ていた】
誰もが不思議に思うのは、4機もハイジャックされながら世界最強のアメリカ空軍がテロ機を一機も撃墜できなかったことだろう。これを、どう解釈するか?
フルフォード氏は、こう書いている。
「通常、民間機がハイジャックされたり、規定の航路を外れて管制塔の呼びかけに応じなかったりした場合には、米連邦航空局は北米防空司令部(NORAD)に通報し、15分程度で戦闘機が緊急出動するというシステムができている。それが9.11に限っては、世界貿易センター第1ビルへの激突(午前8時46分)からペンタゴンへの激突(午前9時45分)まで1時間あったのに、米軍はなんの対応もとらなかった」
そして氏は、ペンタゴンから24キロ離れた空軍基地を飛び立ち、ペンタゴンから320キロの位置にあった戦闘機が警戒態勢に入っていなかったことを指摘し、テロは想定済みだったと結論した。明快な論理である。
真相【ハイジャック機93便が墜落したあとで、不審機撃墜命令がアメリカ空軍にやっと出た】(中略)
ハイジャックを発見した場合の伝達の流れは、次のようになっていた。
管制官→上司→その上司→マネージャー→ATC(航空輸送司令部)→FAA(米連邦航空局)
このような役所のような構造になっている上、そこからがまた長い。つまり、ハイジャックであることが確認されたら、さらに次のよう流れが加わる。
FAA→ペンタゴン→国家軍事指揮センター→国務長官→NORAD→アメリカ空軍基地
つまり、9.11の場合、不幸だったのは、テロ当日管制官→上司→NORAD→空軍基地と命令は伝わったが、管制官には管轄下の機が多すぎて、アメリカン航空11便の正確な位置がわからず、どこに戦闘機を送ればよいのか判然としなかったことだ。その結果、オティス空軍基地から戦闘機が発進したのは、11便がWTCに突入した7分後だった。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
✔️【逆デバンキング〈言い訳がましい〉】
奥菜秀次のこの意見、「意味がわかりにくく、言い訳がましい」という印象を、普通の読解力がある人なら受けると思います。
ちなみに奥菜秀次のこの意見の情報ソース、ネタ元は、相変わらず〈911報告書〉です(笑)。
【ハイジャック伝達は1分で可能】
ところで奥菜秀次の説明を読むと、ハイジャックが起きたことを1番上の偉い人に伝えるのには、非常に長く複雑なプロセスを経る必要があるように思われますが、実際はまったくそんなことはないようです。
NORADの報道官によると、FAAが「なにかおかしい」と感じてからNORADに接触するまでにかかる時間は「1分」で、それからNORADはアメリカのどこへでも数分以内にスクランブル発進できるそうです。
【MSNBCの報道】
また、MSNBCの報道に次のようなものがあります(文中の「フィックス」とは「飛行計画における地理的な確認ポイントの連続」のことです)。
パイロットはそれぞれのフィックスにピンポイントの正確さで従うものと想定されている。もし飛行機が予定の航路から15度あるいは2マイル逸脱したならば、航空管制官はパニックボタンを押すであろう。彼らは飛行機に無線連絡して、「アメリカン航空機11便、貴殿は航路からそれている」と言うであろう。それは現実の緊急事態とみなされる。
よってアメリカン航空11便は、遅くとも8時35分には迎撃されていたはずなのです。
【ロシア空軍最高司令官の言葉】
最後にロシア空軍の最高司令官、アナトリー・コルヌコフの2001年9月12日の言葉を紹介します。
「一般に、アメリカで昨日使われたようなシナリオでのテロ行為を実行することは不可能である。……ここでそれに似たことが起こったらすぐに、私はただちに報告を受け、1分以内に全員が配置についているだろう」
【まとめ】
●ハイジャック伝達から迎撃まで、長い時間などかからない。
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