今年最後のピアノレッスンを気分良く終えることができました。
【ツェルニー40番 No.23】
3回目。
出だしから良い感じで順調に弾き進み
前回「指先で弾いている」と注意された2ページ目後半に突入。
腕を使ってくるくると弾けて、ほっとした瞬間
「難しいところにくると、どんどん速くなる」と新たなご指摘を受けました。
・・・
速度コントロールの方法として
「拍の先頭に意識的にアクセントをつけて速度を確認する」
というコツを教えていただき、テンポを戻しました。
想定外の指摘はありましたが「音がきれいになった」と言われて合格。
この2週間、腕全体を動かすことに気をつけながら弾きこんだかいがありました。
【間奏曲118-2】
レッスン3回目。
私の先生はクールですが、指導は熱血。
私が弾く横で、美声でソプラノやバスを歌い、時に指揮をされ
合間に早口コメントが入ります。
「息をひそめて」「対話」「光が差し込む」
くらいまではわかりやすいですが
「ブラームス」「クララ」「ナチュラル(を味わって)」など
これまでのレッスンで説明されていなければ意味不明なコメントも。
今回のレッスンでは、弾き方に合点がいった箇所が2点ありました。
1点は、冒頭にもある3音の重要なテーマ部分。
先生が小さなクレッシェンド記号をさっと書き込みました。
1音目より2音目、3音目とわずかにクレッシェンドを意識して弾いてみると
ずっと悩んで考えて2音目を押し込むように弾くことにした弾き方そのもので
ストンと腑に落ちました。
2点目は、中間部後半で次の赤・青2つの同じメロディーが交錯する部分。
『ソプラノは何もしなくても響くからテノールの方を強く弾く』
これまで両方を強めかつ同じ強さで弾いているのに
和音に紛れてテノールの音を追いにくいと感じていました。
思い切ってテノールをソプラノより強調して弾けばいいのだと納得。
途中で弾き方や運指を修正されながらも
3回目にしてようやく時間内に最後まで辿り着きました。
弾き終えた時に集中が途切れて、ふうっと小さなため息をついてしまいました。
「よく頑張りましたね」
「もっと難航するかと思ったけど」
と言われました。
譜読み段階は終了かな。
これからが始まりです。