ピアノとともに

定年後の再開ピアノ。新たに学ぶ1曲1曲が大事なものになりました。

「月の光」課題は耳で聴くこと

2024-09-26 | ピアノレッスン

初めてのドビュッシー「月の光」
練習を始めて約1か月半。

一通り譜読みができて
やっと何とか曲の全体像がつかめて

間違いだらけだけど通して弾いて
自分の出す豊かな音にうっとりしていました。
特に中間部。
印象派の絵画のようなアルペジオの響きに酔いしれます。


そしてレッスンに臨むと
酔いが一気に覚める、という
いつものパタン。

3回めレッスンも撃沈、でした。


以下、備忘です。

■ 初めの部分の主な指摘
・音がつながっていない。
 運指がダメ。
・テンポが崩れる。特に2連符。
 よく心の中でカウントすること。

「月の光」の初回レッスンで
レガートに弾くための運指について
楽譜に記載のない部分を、たくさん教えていただきました。
(今までになかったこと。それくらいこの曲では大事なんですね)

それなのに、運指は間違えるし
ペダルの踏み替えタイミングも間違えて
音が流れるようにつながらず
テンポもグダグダ。

「ここが、この曲の要、なんですよ」と言われました。


■ 中間部の主な指摘
・(初めの2小節を弾いたところで止められて)
 ガチャガチャしている。 
 アルペジオは pppで。
 pppでも響く音で。

 

ガチャガチャって・・・
確かに、響かせようとしてアルペジオは ppp でなくて mp で
メロディーは mf で弾いていたかも。


右手でメロディーを際立たせながら
同時に右手アルペジオ部分を ppp で弾くのがうまくできません。
指がつりそう。

何度もここだけ弾いて
やっと先生から「あ、できた。今のでいいですよ」
と言われましたが
家に帰るまでにはこの感覚を忘れていると思います。

■課題
「耳で聴くこと」

バスラインとアルペジオとメロディー
音量の違うそれぞれを耳で聴き分けながら音を作っていく
というのが宿題。

 

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