青春映画。
九州から大学進学のために東京へ出てきた青年のお話。
淡々とした日常の映画だったら、退屈かな~苦手かも。
なんて思いながらも、試写会に当たったので行ってきました。
うわ~
やられた
やられました
普通の会話がどうしてこんなに可笑しいんだろう。
映画館で声をあげて笑ったのっていつぶりだろう。
お人好しでちょっと図々しい。
そんな上京したての男の子って聞くと、
ちょっとうっとうしいキャラなのかしらと(えりいみたいにさ)身構えて見始めたんだけど
はまるわ~世之介のテンポ。
何この、どんな風に面白い子なの?って聞かれたとしても説明できない感じ(笑)
お風呂での倉持と世之介の会話があまりにも自然すぎて、
目の前で友達同士がしゃべってるみたい。
散歩に行くからついてくるなっていう加藤君に、スイカ持ったままついていっちゃう空気のよめなさ。
で、加藤君のカミングアウトを聞いても全く変わらずスイカを食う世之介。
で、ぐちゃぐちゃな食べかけのスイカを半分にして加藤くんに渡す。
普通、ここで「いらないよ!」ってなりそうだけど、
「ありがとう」ってもらっちゃう加藤くん。
好きなシーンはあげればきりがないんですけど、綾野さんポイント高い(笑)
もちろん祥子さんとのシーンは全部好き
お父さんとの会話も最高祥子さん役は、吉高さんしかできないよなぁ~
今の加藤君のパートナーが
「その名前、雑誌で見た気がする」って言ったのは
世之介が亡くなった記事だったんだろうか。それともカメラマンとして載っていた記事だったんだろうか。
世之介を知っているっていうのは、ちょっと得してる。
私も、この映画を観たことって、とっても得をしました(笑)
昨日からちょくちょく思い出し笑いをしています。
幸せです
フジ「カラマーゾフの兄弟」 ドラマの構想、5年間日の目見ず(産経新聞) - goo ニュース
市原君の台詞が少し聞き取りにくい。
何回も再生してもわかりませんでした。
それにも増して工務店の社長の棒読みが酷い。
みんなあんなに熱演なのに、なぜあそこまで棒読み(笑)。
それにしても、お母さんが心を壊した原因って・・・
酷い父親だとは思ってたけど、奥さんの体を使って商売って。
死んでいいよ、マジで。
って視聴者にも思いっきり憎まれる黒澤文蔵役の吉田さん、すごすぎる。
心優しいお母さん役の安藤サクラさんがすごくいいなぁ。