どうしても見たいわけではなかった。
今日は自宅の木と、裏の家からひどく侵入している 枝の伐採をする日で、
車がじゃまになる ので、時間つぶしに出かけた映画でした。
ちょっとまえだったら、見たい映画がいっぱいあったのになぁ
美しかった。とにかく美しかった。
でも。
途中で眠くなったのも事実。
庵野さんの声は賛否両論のようだけれど、私は好き。
夢の中の飛行シーンは楽しい。これはジブリならでは。
気の強い妹もジブリらしい。(泣いてる顔はメイちゃんだぁ~)
とにかく全編に風が吹いている。
あの時代だから、男性は常にタバコを吸う。
火の粉が飛んできててもタバコ。
テーブルの上には必ず灰皿。
結核の奥さんの前でもタバコ。今なら考えられません(笑)
黒川家での婚礼の口上は印象的でしたが、どの地方の口上なのでしょう?
高原の病院で、外で毛布にくるまって寝ているのは治療法なんでしょうか?
震災も、戦争も、美しい絵にすっかりくるまれています。
悲惨な戦争映画なら他を見ればいい。
戦争映画が嫌いなわたしにはとてもありがたかった。