またね、か…

安蘭けいさん、退団ですか…。

次回タイトルが「ア ビヤント」（イタリア語で「またね！」らしい）と聞いたときから、
そうなのかなと思っていたのですが、やはり感慨深いものはあります。

偉そうに語れる何も持っていないけれど。


初めて見たのは、「ベルサイユのばら2001」。
歴代最高にまともな脚本と評判だったオスカル＆アンドレ編で、
一人貧乏くじな印象のフェルゼン役だった。（最悪男だったしな…）

次に見たのは3年後、宙組「ファントム」シャンドン伯爵。
そして2年後、「ベルサイユのばら」オスカル。
「愛するには短すぎる」アンソニー。

映像だけなら他にも見ている。
「王家に捧ぐ歌」アイーダ。初演「エリザベート」少年ルドルフ。
「長崎しぐれ坂」らしゃ。（美脚だった…って見てるのそこかいっ）

実はトップになられてからのほうがご縁が薄いかもしれない（汗）
「ヘイズ・コード」も「赤と黒」もチケット手に入らなかったし。
何よりも「スカーレット・ピンパーネル」を見逃したのは痛い。

だから私の中で安蘭さんはきっと永遠に。
「エル・アルコン」のティリアンだ。

鮮やかに、原作のイメージそのままの息遣いで、歌い上げてくれた。
♪漆黒の翼はばたかせ　どこまでも海を渡る
　風に乗り　高く高く　雲を越え　闇を切り裂き　差し込む光浴び…


とうこさん、お疲れ様でした。
きっと見られるであろう「女優・安蘭けい」も、楽しみにしております。

…退団公演見にいけるかなあ。