ひとこ、美咲ちゃん、お披露目おめでとう!
そして、カチャ、あかちゃん、お疲れ様でした。
新トップお披露目公演にして、ずっと見てきたスターさんのサヨナラ公演。
カチャの話からしようか。
ネバセイ初演の幕開きを担う大役から、ずーーーっと見てきたスターさん。
89期で、今年が110周年ってことは、もしかしなくても22年目の大ベテランになっていたのですね。
宙組のキラキラ若手の頃と、月組で二番手やってた頃と、専科スターになってから。
ずーっと見てきたと言いつつ、シシィ見てないし別箱の主演も見てないし、大劇場でも見られなかったやつあるし、
好きだった役と言うと、えーっと、
スカーレット2と、ジェラルドと、あ、「舞音」の親友役も好きだったかな、ビジュアル大成功は明智光秀ですかね、と、昔の話ばかりしてしまう。
「蒼穹の昴」の李鴻章もカッコ良かったけど、私はカチャの西太后が見たかったと一生言う(笑)
そして今回のフェデリコは、とっっってもいい役だった。
ベテランの貫禄と、磨き上げた技術としての美しさ、そして隠しきれない善良さと、回想での恋愛シーンもあって。
いい役もらえて良かったなと素直に思う。
あおいちゃんとは元宙組繋がりで、接点があって嬉しかった。
超絶スタイルの持ち主で、でもだからこそ、男役としては線が細すぎ小顔すぎ、さりとて娘役としては背が高すぎ、結局は、あのシシィの経験が邪魔にしかならなかった感じなのが辛かった。
でも、本人が本当に宝塚を愛して、男役を愛して、長い間いてくれていたのが分かってたから、感謝しかないです。
今まで本当にありがとう。
ショーでのメイン場面が予想以上に多くて、「い、いいんですか、お披露目公演なのに」と誰目線でか分からないけどびびっている(笑)
そして、大階段で一人で踊って、娘役引き連れてセンターで踊って、花道からハケていくときの振りが!
初舞台の「シニョール・ドンファン」のオマージュですやん!
カチャがシシィに決まった時、ヅカファン仲間から「シニョールドンファンで、ラインダンスの後、1人残ってキューピッドの弓を射る振りがあった子ですよね!」とメールで言われたのを思い出して。
そうだ、カチャはあの、キューピッドの子だったんだなと。
そこでめっちゃ泣きました。
89期好きだったなあ。
ポーラのCM。
花組だいもん、月組みりお、雪組きんぐ、星組みやるり、宙組かちゃという、各組イチオシの若手5人のラインナップで。
(組替がなかったの、きんぐだけか!)
他に、かいちゃんもいたし。
娘役も、ねねちゃん筆頭に、れみちゃん、ありさちゃん、なつきちゃん、せーこちゃんとスター揃いで。
最後の一人が去っていく。
スターさんで言うと、あかちゃんもちゃんといい役で、ショーでも見せ場がたくさんあって。
花組から星組に移ったあたりから、長身を生かした大役が増えて、特に好きだったのはやっぱり「エル・アルコン」のジェラード・ペルーです。
実質的なラスボス。ティリアンの乗り越えるべき壁。
今回の、黒燕尾での同期リフトは泣きました。
さて、ここから作品感想!
【エンジェリックライ】
いやー、谷貴矢先生(そろそろ略称が欲しい)、クセ強いわ〜。毎回ファンタジーだもんね。
明るく、ポップに、「カナリヤ」と「オーシャンズ11」と「A/L」を足して割った感じ?
ずっとこの作風ならこれはこれで、年に一本ぐらいなら見たいテイストだと思います。
娘役の衣装がとにかくカワイイのと、丁寧な当て書きが好印象。
まあ、フェデリコさんが不憫すぎではと思いましたが…。
(そしてあおいちゃんの役回りが、「元禄バロックロック」と一緒…)
ひとこが、文句無し主人公!ヒーロー!の立ち位置で、よく合ってました。
ラストの一捻りも良し。
エンディングの全員集合もいいですね、ほろっときました。
【Jubilee】
110周年おめでとう!の、踊りまくり作品。
ひとこ、こんなに踊れるんや!の驚きの連続。
ずっと真ん中で育ってきた人の強さを見ました。
あすか君とあわちゃんの2番手コンビも良かったです。
中詰の客席降りが、全員、立ち見席まで来てくれる大サービスぶりで、しかもひとこに至っては左右にも駆け回って、あれは一階席の通路コンプリートしてたと思う。
星空美咲ちゃん、可愛くて歌えて踊れてキラキラしてる。
いやほんまに、キラキラコンビで、これからの花組をよろしく!という感じになりました。
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