花のみちに到着したときには、既に人が鈴なりになっていた。
何しろ突然何かが「降ってきた」としか言いようのない、突発的な宝塚行き。
何の計画性もなく、時間の予想も何もせず、「間に合うはず」という感覚だけで、
片道2時間半を特急に揺られてやってきたのだ。
どこに立っていれば見られるのか、見るためにはどうするべきか、何も考えず。
大事なのは、今、この場にいること。
この空気の中にいること。
…安蘭けいが宝塚を後にする、今日この日に。
私が立っていたのはゲートの真正面だったんだけれど、何しろ
退団者はゲート内で車に乗ってしまうので、私の位置からは車しか見えない(爆)
(どうも、私の周囲で待っていた人たちもそれを把握していなかった模様)
そして人が多すぎて、全く身動きがとれない。
だから、私が「見た気がする」のは、全て幻なのだ。
車の窓から大きく手を振って見せていた和涼華くんも、
窓越しに大きな大きな笑顔が見えた立樹遥さんも、
窓越しでも「かわいい」「かわいい」という声がそこかしこから上がった遠野あすかさんも。
そして、ゲートの向こうに見えた気がする袴姿の人影も、
オープンカーの上にいる彼の人も、
いや、オープンカーに飾られていた花々さえも。(蘭の花で合ってるか?)
私の目に残ったのは全て幻。
本当に見えたのかどうか、私にはわからない。
(ゲートの中にいたっては、色んな歓声が聞こえたけど何が起こってたのかは本気でわからない)
でも、いいんだ。
私は確かに、あの空気を共有したから。
オープンカーがゲートをくぐったときの、あの空気。
その場に立っていた全員を飲み込んだ、あの感覚を。
(そして人が一気に動いて、それまで何となくでも見えていたものさえ何も見えなくなってしまった)
出待ちしたのなんて、初めてなんだ。
ましてや、サヨナラの千秋楽。
初めて尽くしの体験は、結局、よくわからないまま終わってしまったけれど。
それでも、あそこにいたから、感じることができた。
オープンカーに乗って去っていったとうこさんを追いかけて。
私のお見送りは、完了したのだ。
「アビヤント!!」
ファンクラブの人たちの掛け声と、続いて起こった大拍手と。
それだけで、十分なのかもしれない。
何しろ突然何かが「降ってきた」としか言いようのない、突発的な宝塚行き。
何の計画性もなく、時間の予想も何もせず、「間に合うはず」という感覚だけで、
片道2時間半を特急に揺られてやってきたのだ。
どこに立っていれば見られるのか、見るためにはどうするべきか、何も考えず。
大事なのは、今、この場にいること。
この空気の中にいること。
…安蘭けいが宝塚を後にする、今日この日に。
私が立っていたのはゲートの真正面だったんだけれど、何しろ
退団者はゲート内で車に乗ってしまうので、私の位置からは車しか見えない(爆)
(どうも、私の周囲で待っていた人たちもそれを把握していなかった模様)
そして人が多すぎて、全く身動きがとれない。
だから、私が「見た気がする」のは、全て幻なのだ。
車の窓から大きく手を振って見せていた和涼華くんも、
窓越しに大きな大きな笑顔が見えた立樹遥さんも、
窓越しでも「かわいい」「かわいい」という声がそこかしこから上がった遠野あすかさんも。
そして、ゲートの向こうに見えた気がする袴姿の人影も、
オープンカーの上にいる彼の人も、
いや、オープンカーに飾られていた花々さえも。(蘭の花で合ってるか?)
私の目に残ったのは全て幻。
本当に見えたのかどうか、私にはわからない。
(ゲートの中にいたっては、色んな歓声が聞こえたけど何が起こってたのかは本気でわからない)
でも、いいんだ。
私は確かに、あの空気を共有したから。
オープンカーがゲートをくぐったときの、あの空気。
その場に立っていた全員を飲み込んだ、あの感覚を。
(そして人が一気に動いて、それまで何となくでも見えていたものさえ何も見えなくなってしまった)
出待ちしたのなんて、初めてなんだ。
ましてや、サヨナラの千秋楽。
初めて尽くしの体験は、結局、よくわからないまま終わってしまったけれど。
それでも、あそこにいたから、感じることができた。
オープンカーに乗って去っていったとうこさんを追いかけて。
私のお見送りは、完了したのだ。
「アビヤント!!」
ファンクラブの人たちの掛け声と、続いて起こった大拍手と。
それだけで、十分なのかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます