空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

歓喜の歌

2008-07-26 21:37:00 | 映画
しつこいようだが、今私が住んでいる町には映画館がありません。

その町で、映画の上映会があるというポスターを見つけました。
会場は公民館のホール。
日程は7月末の土曜日、1日に5回上映。
題材は邦画の「歓喜の歌」。

すっっっごく行きたかったのですが、当初はその日に出張が入っており、
泣く泣く(大袈裟)前売り券を買うのは諦めました。

ところが、直前になってその出張がなくなり、
日中の出勤はあるものの、午後7時からの最終回は行けることに。
当日になってそれに気づき、慌てて公民館へ当日券を買いに走りました。

観客は30人ほど。
でももっとガラガラのシネコンを見慣れているので(てか、大丈夫か、地元の映画館…)
少ないとは感じませんでした。
(ホールが広いので空席ばかりでしたが)

映画は、立川志の輔の創作落語を元にしたコメディ。
大晦日に2つのママさんコーラスグループをダブルブッキングしてしまった、
公民館主任のドタバタを描いた作品です。
これを公民館のホールで見るのは正しいのかもしれない(笑)

めちゃくちゃ面白かったです。
ラストの「歓喜の歌」大合唱でカタルシス。
そこに至るまでの小ネタの多いこと多いこと(笑)
笑わせる小ネタ、泣かせる小ネタ、種々とりまぜてラストへ持って行きます。

とりあえず箇条書き。(敬称略)
・小林薫、魅せます。上手いです。
・由紀さおりの歌がもっと聞きたい~と思った瞬間、コーラスに安田祥子がさりげなく交じっていて吹き出した。
・ママさんコーラスを率いる安田成美が美しすぎる。明らかに異次元の人が交じっている。
・てか、さりげなく毒のある性格萌え。
・伊藤敦史もいい味を出していた。得がたい役者だ。
・立川志の輔(本人)とか、談志師匠とか、リリー・フランキーだとか(たしか「東京タワー」の監督なんだよな)、楽屋オチ多し。
・「シャラポワ」嬢のオトコマエさに惚れた。
・藤田弓子演じるおかみさんの生き様に泣ける。
・浅田美代子、いい!!
・夜中に電車が走っている映像に違和感を覚えた自分に泣ける。どうせこっちは終電(しかも電車ではない)が10時半だ(爆)
・筒井道隆(役名ないだろ)だけは気の毒だと思った。
・あ、スマイル建設の皆さんも気の毒かもしれない。ハワイが熱海…
・頑張っていればいいことあるさ。
・音楽の力ってすごい。
・もう第九聞いただけで泣きそう。
・っていうか歌いたい~~


見終わって感じたこと。

・志の輔師匠の落語が聞きたい! この「歓喜の歌」を聞きたい!
・歌いたい! 第九とかハレルヤとか大人数で歌いたい!
・由紀さおり&安田祥子の歌が聞きたい!…と思ったら、同じホールで来月コンサートがあるらしい(笑)ホールの戦略(なのか?)にまんまとはまりそうだ。

見終わって元気になれるいい映画でした!
明日からまた頑張ろう。
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