安蘭けいさんとのお別れに、行ってきました。
とうこさんを初めて見たのは、2001年星組の「ベルサイユのばら」だ。
「オスカルとアンドレ編」のフェルゼン役。
…これが最悪男でねえ(苦笑)
オスカルに対して暴言吐きまくりの。
あ、悪いのは脚本です。念のため。
次が2004年の「ファントム」。
ファントムの恋敵、フィリップ伯爵。
そして、一気に恋に落ちたのは、2006年の「ベルサイユのばら」。
「フェルゼンとマリー・アントワネット編」のオスカル。(東京公演ね)
歌が上手いことはわかっていた。
綺麗なこともわかっていた。
そのオスカルは、リアルに生きていた。
一人の女性として恋をし、悩み、苦しみ、自分の人生を選び取るオスカルだった。
もう、「今宵一夜」から号泣。
バスティーユのクライマックスでは嗚咽していた。
うん、泣かされた。
それから過去作品を映像で見たり(1996「エリザベート」2003「王家に捧ぐ歌」)
生の舞台でときめいたりして(2006「愛するには短すぎる」)
何だろう、私にとっては、いてくれるのが当たり前の人だったんだろう。
とってもとっても実力のある人だから、安心して見ていられる。歌も、演技も。
退団発表だって(タイトルで予想はしてたし)冷静に受け止めた。
安蘭さんは辞めちゃっても、きっと歌い続けてくれるだろう。
私は「男役」としての安蘭さんにこだわるわけじゃない。
舞台人として、活動を続けてくれていればそれでいいさ。
何か、そんな風に感じていた節がある。
だったんだけど。
【My dear New Orleans―愛する我が街―】
うーん。
あざとい、とは聞いていたんだけど。
まんまと号泣。
ええい、ずるいわ!
そんな感じ。
周辺も最後らへんはすすり泣きの嵐だったし。
あ、私の涙腺決壊ポイントは、和涼華くんの「俺も、この街を出て行くよ」でした。
そうだね、あなたもやめちゃうんだったね…(涙)(そこかい)
ああ、同じく退団者の立樹遥さんのタキシード姿の美しさにも泣けました(そこかい)
ストーリーはな…主役カップルの悲恋だけでも辛いのに、仲間の死のエピが重すぎてな…
でも、嫌いじゃないですよ。
小さな幸せ→人生の全肯定。
この流れは。(逆は駄目。)
そして何より、テーマである「音楽の力」を強く感じられたから。
どこかで聞いたことのある励ましの言葉でも。
安蘭けいの歌声で、その言葉が力を持つ。光を放つ。
どこまでもどこまでも、体の奥底まで沁みわたっていく。
ルルが救われた歌声。
私を解き放ってくれる歌声。
ラストシーン、白いコートを羽織って去っていく安蘭さんを見て、
涙があふれ出した。
行かないで。
行っちゃ嫌だ。
退団発表を聞いてから、初めて。
その喪失の大きさに、震える。
あなたが、好きだった。
当たり前すぎて、気付かなかったぐらいに。
【ア ビヤント】
えーっと。
芝居に引き続いてこっちも。
ずるいわ!
というぐらいに、「泣かせ」にかかる藤井ショー。
上手いなあ…
こっちも、最初に泣いたのは。泣かされたのは。
…和涼華のバカ。
何でやめちゃうのよバカバカ~~~(そこかい)
他の退団者も見せ場多いし(麻尋くんのソロに涙)
演出もいちいち退団仕様でねえ…
そしてやっぱり盛り上がる藤井ショー。
「全編フィナーレみたいやったわ」(by母)
まあ、ずっと「アビヤント!」「またね!またね!」連呼だったからなあ。
でも衣装も全部綺麗で(カンカン衣装かわいい! 何故か登場するラテン風衣装も素敵!)
ちょっとだけ「すみれの花咲く頃」とかちょっとだけ「モンパリ」とかも好きでした。
皆でお見送り→遅れてきたあすかちゃん→デュエットダンス→黒燕尾群舞
の流れは、ずるいよなあ…
結局ショーでも泣きまくり。
行かないで。
終わらないで。
でもね。
柚希礼音くんが、ショーでとってもとっても素敵だったので。
安蘭さんのいなくなった星組も見ていきたいな、と、そう思えたのです。
そういう意味でもいいショーでした。
過ぎ去っていく「今」への哀惜と、来たるべき「未来」への希望を抱きしめて。
安蘭さんを、見送る。
遠野さんを、見送る。
立樹さんを、和さんを、麻尋さんを、退団者を見送る。
またね!またね!
また必ずどこかで、逢いましょう。
とうこさんを初めて見たのは、2001年星組の「ベルサイユのばら」だ。
「オスカルとアンドレ編」のフェルゼン役。
…これが最悪男でねえ(苦笑)
オスカルに対して暴言吐きまくりの。
あ、悪いのは脚本です。念のため。
次が2004年の「ファントム」。
ファントムの恋敵、フィリップ伯爵。
そして、一気に恋に落ちたのは、2006年の「ベルサイユのばら」。
「フェルゼンとマリー・アントワネット編」のオスカル。(東京公演ね)
歌が上手いことはわかっていた。
綺麗なこともわかっていた。
そのオスカルは、リアルに生きていた。
一人の女性として恋をし、悩み、苦しみ、自分の人生を選び取るオスカルだった。
もう、「今宵一夜」から号泣。
バスティーユのクライマックスでは嗚咽していた。
うん、泣かされた。
それから過去作品を映像で見たり(1996「エリザベート」2003「王家に捧ぐ歌」)
生の舞台でときめいたりして(2006「愛するには短すぎる」)
何だろう、私にとっては、いてくれるのが当たり前の人だったんだろう。
とってもとっても実力のある人だから、安心して見ていられる。歌も、演技も。
退団発表だって(タイトルで予想はしてたし)冷静に受け止めた。
安蘭さんは辞めちゃっても、きっと歌い続けてくれるだろう。
私は「男役」としての安蘭さんにこだわるわけじゃない。
舞台人として、活動を続けてくれていればそれでいいさ。
何か、そんな風に感じていた節がある。
だったんだけど。
【My dear New Orleans―愛する我が街―】
うーん。
あざとい、とは聞いていたんだけど。
まんまと号泣。
ええい、ずるいわ!
そんな感じ。
周辺も最後らへんはすすり泣きの嵐だったし。
あ、私の涙腺決壊ポイントは、和涼華くんの「俺も、この街を出て行くよ」でした。
そうだね、あなたもやめちゃうんだったね…(涙)(そこかい)
ああ、同じく退団者の立樹遥さんのタキシード姿の美しさにも泣けました(そこかい)
ストーリーはな…主役カップルの悲恋だけでも辛いのに、仲間の死のエピが重すぎてな…
でも、嫌いじゃないですよ。
小さな幸せ→人生の全肯定。
この流れは。(逆は駄目。)
そして何より、テーマである「音楽の力」を強く感じられたから。
どこかで聞いたことのある励ましの言葉でも。
安蘭けいの歌声で、その言葉が力を持つ。光を放つ。
どこまでもどこまでも、体の奥底まで沁みわたっていく。
ルルが救われた歌声。
私を解き放ってくれる歌声。
ラストシーン、白いコートを羽織って去っていく安蘭さんを見て、
涙があふれ出した。
行かないで。
行っちゃ嫌だ。
退団発表を聞いてから、初めて。
その喪失の大きさに、震える。
あなたが、好きだった。
当たり前すぎて、気付かなかったぐらいに。
【ア ビヤント】
えーっと。
芝居に引き続いてこっちも。
ずるいわ!
というぐらいに、「泣かせ」にかかる藤井ショー。
上手いなあ…
こっちも、最初に泣いたのは。泣かされたのは。
…和涼華のバカ。
何でやめちゃうのよバカバカ~~~(そこかい)
他の退団者も見せ場多いし(麻尋くんのソロに涙)
演出もいちいち退団仕様でねえ…
そしてやっぱり盛り上がる藤井ショー。
「全編フィナーレみたいやったわ」(by母)
まあ、ずっと「アビヤント!」「またね!またね!」連呼だったからなあ。
でも衣装も全部綺麗で(カンカン衣装かわいい! 何故か登場するラテン風衣装も素敵!)
ちょっとだけ「すみれの花咲く頃」とかちょっとだけ「モンパリ」とかも好きでした。
皆でお見送り→遅れてきたあすかちゃん→デュエットダンス→黒燕尾群舞
の流れは、ずるいよなあ…
結局ショーでも泣きまくり。
行かないで。
終わらないで。
でもね。
柚希礼音くんが、ショーでとってもとっても素敵だったので。
安蘭さんのいなくなった星組も見ていきたいな、と、そう思えたのです。
そういう意味でもいいショーでした。
過ぎ去っていく「今」への哀惜と、来たるべき「未来」への希望を抱きしめて。
安蘭さんを、見送る。
遠野さんを、見送る。
立樹さんを、和さんを、麻尋さんを、退団者を見送る。
またね!またね!
また必ずどこかで、逢いましょう。
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