空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

レッドクリフ partII ―未来への最終決戦―

2009-04-18 23:38:33 | 映画
本日二本目(笑)


いやあ、前作に引き続いてツッコミどころは満載でございましたが、
すっごく面白かった!!
満足です。

…ツッコミどころは主に女性陣なんですけどね。
ってか、出すぎやろ、と思うし。

でも、中盤の曹操がカリスマ性抜群でカッコ良かったので、すべてを許します。(曹操好き)
そうよ、前作で足りなかったのはこれよ!
「曹操のカリスマ性」。

周瑜は、相変わらず人格で魅せる人。
とことん、「義の人」でしたな。

周瑜と趙雲が並んで戦うところが、もう文句なしのカッコ良さでした!
どっちも、別に美形な役者さんではないのですが(失礼)
どっちもちゃんと王子キャラになってたのが凄い。
趙雲はやっぱり、白馬の王子様だなあ。
衣裳が「赤」「白」ではっきり分かれてたのも綺麗でしたね。
「新選組!」の土方&沖田みたいな感じで。

で、やっぱり私の萌えキャラは孫権のようです。
いいなあ、悩めるエリート。

でもテンションが一番上がるのはやっぱり関羽&張飛(&趙雲)。
どうしても心の中で「来た来た来た!」と叫んでしまう(笑)

孔明は相変わらずカッコ良い。
もともと孔明は大嫌いなんですが(問題発言)
この孔明はわりと好きかも。


で、見ていて、自分が「赤壁の戦い」の何が好きなのか、気付きました。
自分の中で外せない赤壁のポイントは「遠大」で「綿密」な策略です。

だから、あの計やあの計が登場しないことや、
「今夜です」(え、いきなり?)みたいにバタバタしてるのがちょっぴり不満であったのですが、
その分、原作と設定を変えてのどんでん返しには感動しました。
そうそう、この「遠大さ」が欲しい。


後は…人、死にすぎですねえ。
ってか、火薬の発明は宋代ではなかったのか(爆)
魚油の設定だったが、あれはどう見てもガソリンだろう(爆)
曹軍も壊滅しましたが孫軍も全滅してますね、あれ。
いいのかそれで。
ちなみに前作から混乱していた獅堂の役はやっぱり架空の人物だったのね(自信なし)
ついでに、あの謎の「夏候将軍」は誰だ。「かこうじゅん」と呼ばれてた気がするが、
片目じゃなかったし、あの役回りはありえないし。

それでも、キャラの使い方とかわりと三国志ファンのツボをおさえてくれたと
思ってるんですけどね。
ロシュク(字を探すのが面倒だった)とか、いいわ~
あくまでも演義のキャラだけどね。実際はもっと有能な人なはずだし。


いやもう、とにかく満腹しました。
よくぞ作ったな、という感じです。

横山光輝のアニメ版をちょっと見直したくなったり。

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