空中楼閣―Talking Dream―

好きなものを徒然なるままに。

宙組「雨に唄えば」梅田芸術劇場

2008-07-20 23:23:27 | 観劇(タカラヅカ)
もうずーーーーっと、楽しみにしていた公演。

初演は観ていなくて後で評判だけ聞いて、DVD買おうか悩んだ。
映画版は、DVDで見たことがある。
父が一番好きな映画なのだ。
だから再演が決まって、本当に嬉しかった。

キャシー役の陽月さんの休演が残念で残念で仕方なかったけれど、
でもアリスちゃんも大好きなので、観劇前には切り替えて、
キラキラ・タニちゃんに会えるのをひたすら楽しみにしていた。

「雨に唄えば SINGIN' IN THE RAIN

ドン・ロックウッド@大和悠河さん。
顔ちっちゃい~と超・今更にため息ついてしまうのは、単に久しぶりゆえか、
隣にウメちゃんがいないからか(泣)
とにかく美しい!
(でも七・十コンビとよく一緒にいるせいか、やたら小柄に見えた。っていうか遠近感が狂う)
歌ですか?
何かいい感じに力が抜けていて(マイクの効果かもしれないけど)良くなってましたよ。
たまに外してくれないと物足りない、みたいな(爆)

コズモ・ブラウン@蘭寿とむさん。
期待通りの芸達者さ。軽妙だなあ~。
男前です。映画見たときの「この人、好き」と思えたままの、コズモ。
大和さんとのコンビもすっごく好みでした。

キャシー・セルダン@花影アリスちゃん。
かわいい! もうとにかくかわいい! そして細い!
声も綺麗で歌も上手くて、キャシーにぴったりでした。

リナ・ラモント@北翔海莉さん。
事前に色々聞いていたんですが、綺麗やん(特に映画シーンのアップ)。
そしてええやん。「リナの悪声」。
よく笑わせてくれました。ところどころに混じる男役声も素敵。
でも歌は…時々普通に上手かったぞ(笑)

ロスコー・デクスター@七帆ひかる君。
どうしよう。七帆君が、好きだ(爆)
いや、好みの顔なのはわかっていましたが。あの、両目の離れ具合が(爆)
おっさん役なのに…コメディ担当なのに…かっこいい。
あ、一緒にいるシンプソン@天羽珠紀さん&ロッド@十輝いりすさん&シド@春風弥里さんたちも素敵。


内容は、見事に忠実に映画を再現(前日に予習した)。
時代を感じさせるアメリカン・ジョークとか、私は好きなんですが、
やっぱり観客の反応もいまいちだし、もうちょっとサクサク進めた方が
いいんじゃないかなあとか思っていたのですが、
「ヴォーカル・レッスン」の辺りからすごい勢いで加速しました。
日替わりアドリブらしい、ドン&コズモの大ちゃんいじり(笑)
「発声法の先生」役の鳳翔大氏を、生徒の二人がからかうシーンですが、
今日は二人で「あやしい外人のマネ」で早口言葉を披露して笑い合った後に
先生に無茶ぶりして、自爆した先生に対して
「それ、面白いと思って言ってる?」と冷たく突っ込んでいました(笑)
その後の「MOSES SUPPOSES」も映画通りのめっちゃ楽しいナンバー!

圧巻は、ドン&コズモ&キャシーの「GOOD MORNING!」
とにかくタップ、タップ、タップ!の長丁場。
それを見事に踊りこなす3人。

そして、それに続く「SINGIN' IN THE RAIN」。
別名「滝に唄えば」(笑)
「あれ、雨ちゃうやろ、滝やろ」という総ツッコミの中、
踊る大和君。
誰にも文句は言わせない。君こそスターだ!

で、幕間に灯りがついて見れば。一緒に来た父が泣いてるし(爆)
3人の頑張りに泣けたんだそうです。わからんでもないが。

そしてハッピーエンドに至る二幕。
「ブロードウェイ・メロディ」は、何だか心を掻き立てられる。
「ザッツ・エンターテイメント」で見たのかな。

リナが徹底的に悪役に徹してくれたおかげで、ラストも爽快。

フィナーレでは、ちゃんと七帆くんが二枚目だし、みっちゃんも男役だし、
「テンプテーション」の男役群舞はしびれるし、お腹いっぱいになりました。

楽しくて楽しくて、ハッピーなミュージカル!
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