デパート戦争 真打の電鉄系デパートの一部改装オープン
さすが7年もの月日をかけただけあって お客の要望をよくとらえ
楽しく嬉しくなるような空間に変わっていました
スペースをゆったりとり 通路が広く天井が高く 床も頭の上も気持ちがいい
まえより庶民的になった店つくりは 電鉄系の庶民的なタイガース百貨店と
兄弟になったおかげかな。
でも上品さは忘れないのは タカラヅカの親会社だからかな
ここのテーマは 欧米とか 曖昧なものじゃなく はっきりと おふらんすなのです
明かりのプロデュースでは 暖かなオレンジ色の光に包まれた売り場が印象的でした。
屋内音楽ホールbのような 吹き抜けの多目的空間が途中階ぶち抜きであったり
ちゃんとデパートらしく懐かしい芝生の屋上広場(ありがとう!)があったりと
すごく贅沢で懐かしい 上手な作りです。
がつがつとした 買い物売り場にしないで 又行きたいイベント空間になっていました
階によっては 花の香りがしたり ラベンダーの香りがしたりしました
もしかしたら 香りのプロデュースもするのかなー?
デパートっていいにおいがするから好きです
食品売り場は 「木目」の床がいい。落ち着くし足に負担がかからないし 音を吸収し
ゴム底がひっからない滑らない 嫌な音がしないと 三拍子
ピカピカした床の つまらない見栄えよりずっといい
食品売り場の品揃え 店選びも 実用的で かつ品があってバランスがいい
イートインコーナーもあって これは前の売り場より ずっとフレンドリーになりました
この辺が見栄を張らない土地柄を表していると思います
デパートはミナミや心斎橋より ホントはキタのほうがずっと庶民的なシルシです
売り場から吹き抜けの窓を通して JRが見えます。
圧迫感をなくし しかも動きのある電車のホームをみせて躍動感も演出しています。
ビルや道路のクルマをみるより ずっと飽きないし面白いです
屋上庭園からみえる梅キタ地域
次の開発地域はあちらですが 阪急さんとしては 茶屋町の
通称阪急ムラのほうに 人の流れを誘導したいだろうし 実際
そんな工夫もみられます。
人の流れはなかなか変えられませんが 電鉄はそのカギをにぎっている
存在だと思います。
魅力で呼ぶか 力技で引っ張るとか(動く歩道とか)は どちらのやり方もありですけど
乗降客には限りが有るので この辺がそろそろ限界かもしれませんね