昨日 職場で演奏会がある予定だったので行ってきました
残念ながら演奏会は出演者の体調不良で中止になってしまいましたが
代わりの歌の時間に皆さんと参加してきました
まず 入り口を入って
フロントで編み物をしているNさんが私に気付き
「もう!どこに行ってたのよ~」と
泣きそうな顔でしがみついてきました
「ちょっと用を済ませてきたのよ」と言って
しっかり手を握ると安心した様子
Nさんの中では まだ私はい『いつもそばにいる』存在なんですね
いつものようにレストラン前で集まっている数人の入居者さんを迎えに行くと
みなさん最大の笑顔で迎えてくれました
ひととおり挨拶を済ませて1階のホールへ移動
移動のあいだじゅうずっと
「いなくて寂しいわ」「帰っておいでよ」
みなさんの声に胸がつまります
スタッフと車椅子でみえたRさん
気持ちを伝えようと大きな声で叫んでしまうので
皆さんが集まる場所にながくいる事はできない方ですが
私の顔を見て表情がいっきに明るくなって
何を言っているのかわからないけれど
その語調から再会を喜んでくださっているのが伝わってきました
何か訴えたいらしく しきりに話しかけてきます
痛いほど手を握り
時に涙ぐみ 私をじっと見つめています
彼女の声にうなずきながら歌を歌い続けていると
徐々に落ち着いて鼻歌で一緒に旋律をたどり始め
手でリズムを取っています
お若い頃にはやった曲が流れ
「Rさん この曲覚えています?はやりましたよね」
私の問いにうなず聞き入っています
1時間ほどホールで過ごし居室がある4階のリビングにお連れして
またの再会を約束してお別れしてきましたが
入居された頃のRさんの しっかりされていた姿を思い
悲しい気持ちになりました
1階ではNさんが私のバッグを肩からかけて
フロントで外を眺めていました
声をかけると
「私も一緒に帰る」と言って体を寄せてきます
「Nさんはここにお部屋があるじゃない?
私はお部屋がないからね
でも またすぐに来るから」
そう言うと納得したのかバッグを返してくれました
「そこまで送るわ」と
笑顔で歩み寄ってきた94歳のTさんと握手して
後ろ髪を引かれる思いで施設を後にしました
生活にゆとりを持てれば
これからもこうして皆さんに会いに来れるんだな・・・
そう思うと
今までのような仕事はできないだろうけれど
少しでも多く皆さんに会いに来れるように
頑張らなきゃ そう思いました
残念ながら演奏会は出演者の体調不良で中止になってしまいましたが
代わりの歌の時間に皆さんと参加してきました
まず 入り口を入って
フロントで編み物をしているNさんが私に気付き
「もう!どこに行ってたのよ~」と
泣きそうな顔でしがみついてきました
「ちょっと用を済ませてきたのよ」と言って
しっかり手を握ると安心した様子
Nさんの中では まだ私はい『いつもそばにいる』存在なんですね
いつものようにレストラン前で集まっている数人の入居者さんを迎えに行くと
みなさん最大の笑顔で迎えてくれました
ひととおり挨拶を済ませて1階のホールへ移動
移動のあいだじゅうずっと
「いなくて寂しいわ」「帰っておいでよ」
みなさんの声に胸がつまります
スタッフと車椅子でみえたRさん
気持ちを伝えようと大きな声で叫んでしまうので
皆さんが集まる場所にながくいる事はできない方ですが
私の顔を見て表情がいっきに明るくなって
何を言っているのかわからないけれど
その語調から再会を喜んでくださっているのが伝わってきました
何か訴えたいらしく しきりに話しかけてきます
痛いほど手を握り
時に涙ぐみ 私をじっと見つめています
彼女の声にうなずきながら歌を歌い続けていると
徐々に落ち着いて鼻歌で一緒に旋律をたどり始め
手でリズムを取っています
お若い頃にはやった曲が流れ
「Rさん この曲覚えています?はやりましたよね」
私の問いにうなず聞き入っています
1時間ほどホールで過ごし居室がある4階のリビングにお連れして
またの再会を約束してお別れしてきましたが
入居された頃のRさんの しっかりされていた姿を思い
悲しい気持ちになりました
1階ではNさんが私のバッグを肩からかけて
フロントで外を眺めていました
声をかけると
「私も一緒に帰る」と言って体を寄せてきます
「Nさんはここにお部屋があるじゃない?
私はお部屋がないからね
でも またすぐに来るから」
そう言うと納得したのかバッグを返してくれました
「そこまで送るわ」と
笑顔で歩み寄ってきた94歳のTさんと握手して
後ろ髪を引かれる思いで施設を後にしました
生活にゆとりを持てれば
これからもこうして皆さんに会いに来れるんだな・・・
そう思うと
今までのような仕事はできないだろうけれど
少しでも多く皆さんに会いに来れるように
頑張らなきゃ そう思いました