じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

大阪の高校バスケ男子インターハイ府予選を終えて

2024-06-02 20:57:33 | 高校バスケ
※阪南大高
冬も春も制し今季も大阪の本命と目されるが女子の例年の薫英程の絶対的な本命感には至っていない 特に自分達と同じく留学生選手を擁する相手や個々のボール捌きチームとしてのパスワークに秀でた相手との戦いに一抹の不安を残すかと思われる


※近大付
冬も春も準優勝 冬はどの強豪とやっても戦えていたが春は最後阪南大高に大敗 強力なセンターを擁するが相手にもそうした選手がいた場合の戦いに課題を残すかと思われる 泥臭さが前面に出るチームカラーだが良い意味での華やかさも身につけたい


※関大北陽
ウインターカップ出場を果たした昨年よりやや小粒になって見えるがインターハイ予選ではどこが相手でも喰らいつける事を証明してみせた 2年連続ウインターカップに向けて大勝ち出来る相手をひとつでも増やしていきたい


※大阪学院
新人戦は早期敗退に終わったがインターハイ予選では留学生選手も加えて随分雰囲気が出て見えた 近大付に大敗したことから察するにゴール下をしっかり固められた時のオフェンスに課題が残るのかもしれない 大勝ち出来る相手を増やす事も必要


※大阪桐蔭
冬も春も近大付に惜敗も雰囲気は阪南大高大阪学院あたりに負けず劣らずのものがある 個々のテクニックの高さが強さ鋭さありきのもので華やかさがあるチーム 派手さはないが泥臭く粘るタイプのチームとの戦いが課題 接戦を勝ち切る強さを身につけたい


※箕面学園
留学生選手を擁しなかなか迫力がある どこが相手でもある程度戦えるが同じく留学生を擁する相手やひとりひとりが強くてうまい相手との戦いが今後の課題かも


※大塚
パット見小粒でどうということはないチームに見えるがどこが相手でも粘っこく喰らいつく事が出来る 今後良い意味での華やかさも身についてくれば面白い


インターハイ出場を果たした阪南大高近大付も含めた近畿大会に出る上記7校以外にも優勝候補と競り合える学校が複数存在して見える  今季も大阪1番手は阪南大高だが絶対的なものではなく対抗馬は何校存在するか把握しきれずで今後の展開は例年同様予断を許さないかと思われます



コラム 大阪の高校バスケ男子の試合会場の雰囲気は20年から25年前の大阪の高校野球夏大のスタンドの雰囲気と似てるというお話

2024-05-22 14:39:08 | 高校バスケ
あくまで私的雑感として表題に書かせていただいたことを感じています。 共通しているのは共に府全体のレベルが全国でてっぺんを狙えるレベルにはないがそれは言い方を変えればそれだけ全国大会出場を狙える学校が多く存在しその中のどの高校が出れるか最後まで分からない だから最後までめちゃめちゃ盛り上がる 室内競技で声が響きやすいというのもあるのでしょうが現在の大阪の高校野球、ラグビー、サッカー、駅伝と比べて男子バスケの試合会場の盛り上がりはダントツです 大阪の高校野球もかつて全国でひとつふたつ勝つのがせいぜいで初戦敗退でも不思議なしといったレベルの時期がありました それが今から20年から25年位前の時期です そしてこの頃の大阪の高校野球も全国大会出場を狙える学校が多数存在しその中のどこがそれを成し遂げるか最後まで分かりませんでした 全国では多くは期待できませんでしたがこの頃が一番大会が盛り上がっていたと思います 今はその中から大阪桐蔭 履正社の2校に淘汰されたような状態になり両校とも全国制覇を狙う力を身につけた分大阪大会の盛り上がりは当時ほどではなくなり、クジがばらければいよいよ雰囲気出てくるのは準決勝あたりから なんてことも珍しくなくなりました 男子バスケも現在10校前後に全国出るチャンスがある今の状態から全国でてっぺんとる力をつけた学校が数校現れれば必然的に淘汰され全国での期待感は高まる分、大阪大会の盛り上がりは今ほどではなくなるかなあとも感じます 


上記に伴いもう一つ感じることとして当時の大阪の高校野球も今の大阪の男子バスケも全国を見てないなあと感じます 全国大会出場を視野に入れる学校もそこまでで完結 全国大会はおまけといった感じなのかなと思ってみています 外部の観客の立場からすればそれはともすれば物足りなさも感じるかもしれませんが当事者や内側の人たちはまた違うのだろうなと思います 大阪桐蔭からプロに行きロッテや阪神で活躍された西岡選手も夏の全国大会に出場したことについて後に全国大会はおまけだったみたいなことを話されてますし最近で言えば往年の名投手江川卓さんでさえもテレビ番組で全国には出れればそれでいい、全国大会はおまけといった発言をされてます 高校生の部活はあくまで各都道府県予選がメイン 全国大会はプロ野球に例えれば毎年夏に行われるオールスター夢の祭典 夢を叶えた高校生たちによるお祭りといった見方をされてる方も多数おられます 


上記全て良い悪いの話ではありません  一個人の単なる雑感をつらつらと書き連ねてしまいました それ以上でもなければ以下でもありませんので悪しからずです 女子バスケも含め、今季も大阪の高校バスケを楽しく観させていただこうと思います

インターハイ高校バスケ大阪府予選女子最終順位決定リーグ展望

2024-05-20 17:11:24 | 高校バスケ
※大阪薫英女学院
ハイプレスバスケは今季も健在 フリーでは勿論、少々寄せられた位ではシュートの精度が落ちないのも例年通り スリーの精度が鍵かもしれないがいずれにしても今期も大阪NO1の存在であることに変わりはない 


※明浄学院
個々の強さが目立つチーム 初戦は薫英 頭一つ抜けてるチーム相手に急にその差が埋まるとは思えない 第二節が初戦のつもりと割り切れば大阪桐蔭、好文学園女子との2位争いを制してのインターハイ出場もあり得る


※好文学園女子
各選手のシュートの精度がなかなか高い 体格の良い選手が多くなかなか雰囲気のあるチーム スピード、キレ次第ではインターハイ出場もあり得る 2位争いが予想される大阪桐蔭との初戦を制して波に乗りたい


※大阪桐蔭
例年以上に苦しんでの最終順位決定リーグ進出 初戦の好文戦を制して波に乗って今年もインターハイ出場といきたい リードした後の戦い方が鍵となるかも スターター以外にも勝利を呼び込む力のある選手が控える

近大付属男子バスケ

2024-05-12 14:31:28 | 高校バスケ
新人戦と同じく準々決勝で対戦した大阪桐蔭戦では第3ピリオドまでリードを奪われる厳しい展開でしたがそこで相手がやや緩めて見えたところを逃さず最後まで相手にギアを戻させずじわじわ詰めて残り5秒で逆転のスリーが決まりそのまま大逆転勝利 この詰めてる間に相手のスリーの精度が高い選手にはそれを打たせないように見えたチームとしてのディフェンスも光りました。センターの選手の強さが新人戦同様とにかく光りましたがこの選手が目立たないとチームとしての攻撃にも影響が出て見え、この選手がいい意味で目立たない 近大付属はセンターの〇〇選手がとにかく強いね と周りに言わせないチーム作り どんなメンバーでも終始相手に怖さを与える事が出来るようになることが、今後必要かと思われます インターハイ予選最終順位決定リーグまでにそれが成されれば、久々の全国も見えてくるかと思われます

近大附属 大阪薫英女学院 好文学園女子

2024-02-04 15:33:50 | 高校バスケ
※近大附属
大阪桐蔭戦では開始早々畳み掛けて奪ったリードが最後までものをいって勝利。チームとしての走る意識で相手に勝っていました。ただ試合が進むにつれてシュートの精度が落ちてきてパスミスも目立つようになりました。個々のボールさばきやチームとしてのパスワークの精度はまだまだ磨きをかける必要があるように感じました。プレーヤーがひっきりなしに入れ替わったのは選手層の厚さというよりはチームとしての戦い方がまだまだ定まってない事の表れかと思われ、まずは一定時間使える選手がひとりでも多く表れることかと思われます。センターの濱野選手の強さがとにかく光りました。


※大阪薫英女学院
ハイプレスバスケは今季も健在。ただ準々決勝の大塚戦ではディフェンスリバウンドをキープ出来ない場面が特に序盤目立ったのは気になりました。フリーでは勿論、少々寄せられた位ではシュートの精度が落ちないのも例年通りですがスリーの精度が例年ほどでは現状ないのも気になりました。それらが決勝の大阪桐蔭戦で昨年ほどは圧倒出来なかった要因かと思われます。昨年からスターターに名を連ねる1年生センター三輪選手の強さとしなやかさが目を引きました。ただ全国レベルの戦いだと三輪選手は留学生選手とのマッチメイクも考えられ、相手のレベルが上がって同様に出来るかは未知数かと思われます。この選手が目立たずとも戦えるチーム作りが今後求められるように感じました。今季も危なげなく大阪を制して新チームのスタートをきったとはいえ例年と比べると全国レベルの戦いで懸念される要素も多いかと思われる同校。そのせいか特に準々決勝では顧問の先生の厳しい指摘が終始なされてましたがそれに対して決して顔を下に向けることなく毅然とした面構えで尚且つ反抗的には全く感じない姿勢で顧問の先生の言葉にどの選手も耳を傾けていた姿には感心しました。しかもスターターの大半が1年生だったということですから尚更です。例年より出遅れ気味のスタートではありましたが、きっと全国でも強く戦えるチームに、ウインターカップの頃にはなってることと思います。


※好文学園女子
各選手のシュートの精度がなかなか高く、それが準々決勝の浪商戦で終了間際で追いつき延長で勝ち越した要因であり、大阪桐蔭相手に前半1点リードで折り返せた要因かと思われます。2日間通してセンター岩本選手の強さが光りました。体格の良い選手が多くなかなか雰囲気のあるチームでしたので、スピード、キレを磨けば大阪桐蔭クラスが相手でも最後まで勝ち負け出来るようになるかと思われます。