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じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

近大附属 大阪薫英女学院 好文学園女子

2024-02-04 15:33:50 | 高校バスケ
※近大附属
大阪桐蔭戦では開始早々畳み掛けて奪ったリードが最後までものをいって勝利。チームとしての走る意識で相手に勝っていました。ただ試合が進むにつれてシュートの精度が落ちてきてパスミスも目立つようになりました。個々のボールさばきやチームとしてのパスワークの精度はまだまだ磨きをかける必要があるように感じました。プレーヤーがひっきりなしに入れ替わったのは選手層の厚さというよりはチームとしての戦い方がまだまだ定まってない事の表れかと思われ、まずは一定時間使える選手がひとりでも多く表れることかと思われます。センターの濱野選手の強さがとにかく光りました。


※大阪薫英女学院
ハイプレスバスケは今季も健在。ただ準々決勝の大塚戦ではディフェンスリバウンドをキープ出来ない場面が特に序盤目立ったのは気になりました。フリーでは勿論、少々寄せられた位ではシュートの精度が落ちないのも例年通りですがスリーの精度が例年ほどでは現状ないのも気になりました。それらが決勝の大阪桐蔭戦で昨年ほどは圧倒出来なかった要因かと思われます。昨年からスターターに名を連ねる1年生センター三輪選手の強さとしなやかさが目を引きました。ただ全国レベルの戦いだと三輪選手は留学生選手とのマッチメイクも考えられ、相手のレベルが上がって同様に出来るかは未知数かと思われます。この選手が目立たずとも戦えるチーム作りが今後求められるように感じました。今季も危なげなく大阪を制して新チームのスタートをきったとはいえ例年と比べると全国レベルの戦いで懸念される要素も多いかと思われる同校。そのせいか特に準々決勝では顧問の先生の厳しい指摘が終始なされてましたがそれに対して決して顔を下に向けることなく毅然とした面構えで尚且つ反抗的には全く感じない姿勢で顧問の先生の言葉にどの選手も耳を傾けていた姿には感心しました。しかもスターターの大半が1年生だったということですから尚更です。例年より出遅れ気味のスタートではありましたが、きっと全国でも強く戦えるチームに、ウインターカップの頃にはなってることと思います。


※好文学園女子
各選手のシュートの精度がなかなか高く、それが準々決勝の浪商戦で終了間際で追いつき延長で勝ち越した要因であり、大阪桐蔭相手に前半1点リードで折り返せた要因かと思われます。2日間通してセンター岩本選手の強さが光りました。体格の良い選手が多くなかなか雰囲気のあるチームでしたので、スピード、キレを磨けば大阪桐蔭クラスが相手でも最後まで勝ち負け出来るようになるかと思われます。

2月3日大阪桐蔭男子バスケ

2024-02-03 16:09:08 | 高校バスケ
開始早々にこの日の相手近大附属に畳み掛けられた点差が最後まで埋まらず敗戦。新人戦は近畿までいけずに終わる。敗因はズバリ走り負け。大阪桐蔭オフェンスのときはゴール下1対5、同校ディフェンスのときは5対5の図式が終始出来ていたことが何よりの証拠であり、リバウンドで終始劣勢につながって見えました。走り負けの要因は走る力そのものの問題ではなく走る意識の問題に見えましたので十分改善可能かと思われます。攻撃は終始個人技頼み。今までの相手だとそれでいけましたがこの日位の相手になるとシュートも含め強引な個の攻撃ではそれが精度につながる事はありませんでした。新チームのスタートが早かった分、チームとしてのバスケの成熟度は早いように見えたと今までは感じてましたがまだまだ。この日は個々のボールさばきやパスワークでは勝るとも劣らぬものは感じましたがチームとしてのバスケでやられて見えました。長谷川選手がこの日のように目立たない中でも勝てるようチームとしてのバスケを磨く。攻守問わずゴール下に人数を揃え続けるべくチームとして走る。これらが今後の課題に見えました。一方で開始早々に畳み掛けられゲームが壊れてもおかしくない中以降踏ん張った事は収穫かとも思います。後はそうした戦いの中で跳ね返す爆発力を身に付けられるかどうか。敗因が明確なだけに、今後の肥やしにはなりやすいかと思われ、それを期待しつつ春を待ちたいと思います。

1月21日大阪桐蔭バスケ

2024-01-21 11:38:17 | 高校バスケ
※女子
リバウンド、相手のパスワークに翻弄され幾度となくスリーを許したディフェンス。攻めてもパスがなかなかつながらずシュートもフリーで外す場面が目立つ等後手を踏んだ展開でも普段出来てることをやる、という点で課題が残って見えました。そうした展開に心のスタミナを奪われたか、第1ピリオドで早くも息が上がる選手がいたのも気になりました。この日の西地区準決勝ではそうした展開を立て直すのに前半いっぱいかかって見えました。チームとしては司令塔が定まって見えなかった点が、特にパスワークがガチャガチャして見えた要因に見えましたが、唐原主将が司令塔に入った時が一番チームとしてのバスケが収まって見えました。本来そのポジションではない選手なので、そこはまだまだ模索を要する風に見えました。今季のストロングポイントは旧チームよりフィジカル勝負が出来そうなのと選手層の厚みに見えました。まだまだ伸び代だらけのチームかと思われます。


※男子
ここ数年は特定の核になる個の力が前面に押し出たチームカラーに見えたが今季のチームにはそうした選手は存在しなさげに見えました。だがそれぞれ特徴ある強さを誇り誰を抑えれば勝てるというのがなさげなチームに見えたのが今季のストロングポイントに感じました。この日の2試合ではフリースローも含めてフリーな状態でシュートを外す場面が目立って見えました。強さと鋭さを感じる動きがチームとして出来ていましたがその中でも精度を保つ事が今後の課題にも見えました。後シュートも含め強引な攻撃が目立ったのも気になりましたが、それが精度につながってくれば、課題ではなく武器に変わる可能性も秘めているかと思われます。同校は毎年選手を次から次へと入れ替える印象がありますが今季はそれがあまりなく、特に決勝は大量リードを奪ってもスターターの5人をなかなか下げず彼らとプラス1、2名で廻して大幅に入れ替えたのは最後の数分のみだったというのも印象的でした。女子より新チームのスタートが約2ヶ月早かった分、チームとしてのバスケの成熟度は早いように見えました。この日の2試合のスコアは案外額面通りに見ても良いのかもという期待感を抱かせるチームかと思われます。個々に目を移すと和田選手のバネと強さが個人的には印象に残りました。上のレベルでの戦いでは長谷川選手が良い意味で目立たない戦いが出来るかどうかかも知れません。途中出場の選手にも印象に残った選手が二人いました。選手をあまり変えないと書きましたが、選手層の厚さも感じました。

ウインターカップでの大阪桐蔭女子バスケ

2023-12-24 14:25:27 | 高校バスケ
※大阪桐蔭
リバウンド勝負オフェンスディフェンス共に関西で戦っている時よりはよく獲れてたと思います。2回戦で野球で言うところの8回終えてコールド勝ちなるか否か位の点差をつけながら最終回に追いつかれ延長タイブレークで負けた位の悔しい大逆転負けを喫した要因は、そこから無理にフィジカルコンタクトで封じにいってバスケットカウントとられたり、一方でそれ以降スリーを幾度となく決められたように大量失点を防ぐ意識が低く見えたディフェンスをしてしまったり、攻撃では時間稼ぎをしにいってしまったりと取って取られてで良いのに上記のような事をしてしまった点にあったかと思われます。延長は完全に相手のペース 後手を踏んで以降気持ちが先走ってしまい攻撃が雑になり粘れなかった 終盤からの予期せぬ展開に今一度気持ちと頭を立て直すことが、ベンチも含めて出来てなく見えました。個々の力は高かったですがチームとしてのバスケが最後まで成熟しなかったことが、地力で勝っていた相手に負けて終焉を迎えた要因かと思われます。勝ち進む可能性雰囲気は負けてなお感じられたため、非常に悔いの残る敗戦になったかと思われます。3年生は最終学年になって監督が代わって大変だったと思います。お疲れ様でした。例年以上に上での活躍の可能性を秘めた選手が多く今後も楽しみです。2年生はレギュラー争いという点で最も不利に働きやすいタイミングでの監督交代でしたのでこれからの1年は苦難の道も予想されますが、手堅さを感じる唐原選手のプレーはスターターにはぴったり。そこに他の2年生や将来性豊かな1年生たちが融合すれば、選手層の分厚さが始めからある状態で新チームを迎える事は出来るかと思われ、来季も晩成型とは思いますが、期待できると思います。

12月3日大阪桐蔭女子バスケ

2023-12-03 18:53:35 | 高校バスケ
※大阪桐蔭
この日も終始リバウンド勝負オフェンスディフェンス共にもうひとつだった中でよく勝てたと思います。この日の出来では現状全国ではひとつふたつ勝てるかどうかといったところに見えましたが楽しみに見えた選手がまた一人現れる。背番号16の選手、先日観て印象に残った選手と同じなような気もしますが登録通りなら藤澤さんという1年生、まだセーフティーリードとは言えない最終ピリオドの頭、いわば勝負所で起用されてファーストタッチで出来たシュートスペースを逃さず瞬時に判断して放ったシュートは外れましたが、このプレーで主力選手の信頼を勝ち得たのか直後に相手の針の穴を通すようなロングパスがこの選手に入り通る。この選手に対する信頼がなければ出せないパスに見えました。徐々に周りの動きとズレが生じだし5分程で下げられましたが単に動きにキレがあるだけでなくなかなか位置取りも良い選手に見えましたのでウインターカップまでにもっと瀬戸際の攻防でも使える選手になってる可能性もあると思います。もしそうなれば一見するとそういうタイプの選手ではないだけに、相手に対して効果絶大となる可能性も秘めているかと思われます。北條選手のシュートの精度と瞬時の判断力にも目を見張るものがありました。序盤にサイドからボードに当ててスリーを決めたのは狙ってのものに見えました。ただチームとしてのバスケには課題も残りました。勝つには勝ってブロックリーグ全勝優勝を決めましたが相手がカオサラ?選手を下げてくれた第1ピリオド後半5分で畳みかけた事によって作った貯金が最後まで虎の子のものとなり逃げ切れた側面が大きく、あれがなかったら危なかったです。主に留学生であることが多い核になる別格の強さを誇る選手への対応に課題が残ったのと無理なパスワークも目立ちました。後者はウインターカップに向けて色々試してるようにも見えましたが前者はそうした選手と無理に勝負しにいった事により体以上に頭や神経を消耗したのか普段なら決めるフリースローを外す場面も目立ち影響を及ぼして見えました。全国ではこういう選手との戦いが増えるかと思われ、いかに無理なくチームとして止めるかがひとつのテーマになりそうに見えました。例えばその選手そのものを止めるのではなくその選手を孤立さすべくその選手へのパスの出所を塞ぐ、その選手がボールをもらいにこさす動きをさせる 等色々考え方はあるかと思われます。この日はガードを主力の色々な選手にさせてましたがウインターカップでも相手によってガードを変える必要もあるかも知れません。ウインターカップ開幕まで後約3週間。勝ち進む可能性雰囲気は一貫して感じられるため、それが現実のものとなればいいなぁと思います。