じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

大阪の高校野球2024年秋を終えて

2024-11-07 12:28:43 | 高校野球

※大阪桐蔭

今季も大阪の一番手ではあるがその地位は確固たるものとは言い切れず 中野投手森投手の両右腕が額面通り投げれば失点はある程度計算できるが今後は強打で鳴らすチーム相手に最初から飛ばして力勝負で押し込めるようになることが必要 となると彼ら以外の投手の台頭も望まれる 打撃はチームバッティングを意識しすぎずファーストストライクからガツンと振りに行けるようになること 低反発バットで以前のように外野が深く守ってくれなくなっているので今後はこれまで以上に捉える力が求められるかと思われます 中野投手森投手の陰に隠れがちだが畠中選手は左の好打者

 

※大阪学院

大坂桐蔭と並ぶ今季の大阪一番手 山本投手下條投手の両右腕はタイプは違えど共に全国でも通用するかと思われる 一年生が6,7人並ぶフルスイング打線も全国レベル 特に鶴丸選手はそこに技術の高さも兼ね備えた好打者 今後攻撃の緻密さも身についてくれば他の追随を許さぬ末恐ろしいチームになる可能性を秘めているが夏になっても現状のままだと昨年同様思わぬ学校に足元を掬われる危険性も ノーサイン野球の真価が問われるかもしれない その前のセンバツには何とか滑り込むことが予想される

 

※履正社

今季も例年通りの強打は健在 各打者思い切り振ってくるが軟投派相手にいかに引き付けて同様のスイングが出来るようになるかが鍵 上記2校に比べてやや遅れをとるのが投手力 小柄なサイド辻投手にオーバーハンドの矢野投手の二遊間継投を秋の時点で見せてしまった点も気がかり 彼ら二人の力量は高いが夏に向けては古川投手ら本職の投手陣の奮起が 力はあるだけに望まれる

 

※近大付

例年になく打ててしぶとい打線 得点力は高いがここも軟投派相手にいかに引き付けて同様のスイングが出来るようになるかが鍵 逆に例年より気がかりなのが投手力 一年生左腕藤尾投手の力量は高いが彼一人では厳しい 昨秋大阪桐蔭相手に好投した右腕宮崎投手ら控え投手陣の奮起次第では大阪桐蔭 大阪学院と並ぶ存在になる

上記秋の大阪ベスト4を中心とした争いが今後も予想されるが例年以上に彼らを脅かす伏兵が多いのも今季の特徴 早稲田摂陵の左腕石田投手は全国でも戦える投手 近大付属と壮絶な打ち合いを演じた初芝立命館はエースで4番の右腕岡投手が中心で個々の打力も及第点なためチームとしての得点力がついてくれば面白い 公立では大阪桐蔭を途中までてこずらせた八尾の右腕にも注目 履正社とロースコア勝負を演じた興国、大阪。近大付相手に延長まで戦った精華など挙げていけばキリがない 今回思ったような戦績を残せなかったここで触れていない強豪私学に公立の雄も一冬越して巻き返してくるのが多かれ少なかれ出てくるであろう ここ十数年で最もと言ってもいいくらい熱い戦いが今後期待できそうだ