投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

江戸生活のうらおもて 鳶魚江戸文庫30

著者は江戸学の祖らしい。何だ江戸学って?

三田村 鳶魚 「江戸生活のうらおもて 鳶魚江戸文庫30」 中公文庫

朝倉 活彦(編)

1999年2月18日発行

著者は青年時代に政治活動を行う。その後、日清戦争へ記者として従軍。その後、寛永寺で得度受戒。江戸研究を開始。江戸学の祖。

鳶魚江戸文庫は№1の捕物の話から№36の江戸雑録まである。この本はその№30。あと別巻が2冊あるあしい。

そんなことは知らずに手に取ったのがこの№30。

前後四回の倹約強要。金公事法度、江戸時代の法定利率・・・江戸以前に働いた通貨・・・二朱女郎と六寸局・・・物価抑損令の運用・・・宮様のお命乞い、旗本・御家人の別、上ゲ米と続く。
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