投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

エミリの小さな包丁 - 森沢明夫(角川文庫)

 
2019年6月25日初版、2024年5月15日19版発行
2016年4月刊行

著者は1969年千葉県生まれ。早稲田大学卒。「夏美のホタル」は有村架純で映画化。「あなた」は高倉健の遺作。ビジュアル化されやすい作風。映画やテレビドラマ化されたヒット作多数。

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25歳のエミリは恋人に騙され無一文になり仕事も失う。エミリは15年間会ったことが無かった祖父を頼る。祖父は何の屈託もなくエミリを受け入れる。

祖父は毎食自分で料理を作る。祖父の料理を食べるうちにエミリは幸せを感じ始める。心に変化が起こり始める。

小さな包丁というのはエミリの祖父が使う包丁のこと。研いで研いで小さくなった包丁を祖父は料理を始める前に必ず研ぐ。目に浮かぶ良い情景。

(2024年6月 私物。岡山に転居して初めて購入した本)

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