投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

ブレードランナー(うどん) - 映画に出てくる食事の場面(4)

ブレードランナー 最終版 [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


 1982年のアメリカ映画。フィリップ・K・ディック原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?」をリドリー・スコットの監督で映画化。2019年が舞台。ETと同じ年に公開されている。5つのバージョンがある。5つ全てDVDボックスで観ることができる。この映画で食事の場面といえば冒頭のうどんを食べる場面。


Give me four

二つで十分ですよ

No! four. Two two four

二つで十分ですよ

And noodles

まかしてくださいよ

 元ブレードランナーのハリソン・フォードと益田喜頓似の俳優さん(私は益田喜頓だとずっと思っていたのだがロバート・オカザキという俳優さん)との掛け合い。ちなみに立ち食いうどんの店かと思っていたが何でもありの日本食の屋台に毛が生えたような店。


 先ほどの掛け合いでハリソン・フォードはうどんだけを注文しているわけではない。最初はうどんを4玉注文しているのかと思って、そりゃ多いだろうと思っていた。結局並のうどんしか出てこない。私は何度もこの映画を観ているのだが、ストーリーの本筋よりこのうどんの件が気になって仕方がなかった。結局、適当な編集なのではと納得していたのだがこの映画は名画なのだ、あれからいくつものバージョンが公開され、色々な資料も公開された。その謎が解ける。

 結局のところやはりうどん以外は編集でカットされているということ。何が映っていたのか。丼飯の上にのった海老らしきものが二つ。海老ではないという見解もある。こんなことを気にしているのは日本語を解する日本人しかいないのではと思う。


 さてブレードランナーの世界まで後5年。

(2014年7月)

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