![]() | 記憶のなかの神戸―私の育ったまちと戦争豊田 和子シーズ・プランニングこのアイテムの詳細を見る |
2007年5月30日発行
株式会社シーズ・プランニング 発行
星雲社 発売
著者は豊田和子。1929年神戸生まれ。1981年より仏画を始める。
現在の神戸の繁華な場所といえば三宮だが、以前は湊川神社の西側あたりの福原や新開地にあった。
著者は福原に近い商店街で子供時代を過ごした。昭和12年から20年。8歳から16歳。日中戦争から太平洋戦争終戦までの体験を絵と文で鮮やかに著している。
たまご屋(卵は高級品)
いも屋
洗い張り屋
カフェ
時計宝石店(著者の家)
銭湯(三助の背中には一面刺青があった)
仕込みさん(芸者修行中の少女がいる家)
海水浴
水害(1938年)
代用食品(いなりずしの中身はオカラ)
七七禁令(昭和15年)
神戸大空襲(1945年3月17日)
火の海
卒業式(女学校は五年制だったが、一年繰り上げられて四年で卒業)
防空壕(三食トマト)
終戦
闇市
開店(三宮そごう前)
ハローシューシャイン
パンパンガール
進駐軍の万引き
進駐軍の暴行事件(決して発表、報道されない)
宝塚
花火大会
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