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投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

へーそんなこともあるんだ。


日本は外来種から侵入されるだけかと思っていた。




http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY200604130130.html

米国干潟席巻の巻き貝、宮城産と判明 カキと共に渡米か

2006年04月13日11時42分

 米西海岸で大量発生している小さな巻き貝は、実は宮城県原産だった――。東北大の研究生三浦収さん(28)=進化生態学=が、遺伝子解析によって突き止めた。ホソウミニナという数センチの貝で、かつて輸出した宮城名産のカキに便乗したらしい。干潟一面を占拠しており、在来種を絶滅させかねないとの警告も出ている。

グラフ

 ホソウミニナは干潟の泥の上で藻類の死骸(しがい)などを食べて生活し、国内では1平方メートルに50~100匹程度生息している。ところが、三浦さんが04年に米カリフォルニア州で調査した際、見渡す限りの干潟を埋め尽くすほどに繁殖していたという。

 分布はカナダ国境周辺まで広がっており、01年には「別の干潟に侵入すれば、90年間で在来種を駆逐する」と警告する論文も発表された。昨年は、他の外来種の貝を助ける効果も報告された。

 いつ米国に侵入したかは定かではないが、1930年の記録に、日本から輸入した養殖用カキの稚貝にホソウミニナが混入していたとあるほか、日本産カキが養殖されたことのある干潟に多く見られることから、カキの稚貝輸入が原因ではないかと疑われてきた。

 真相を突き止めようと、三浦さんは05年、米国4カ所と日本国内14カ所から各10匹ずつを集め、ある遺伝子の型を比べた。すると、米国産はすべて宮城県の型と一致したという。「宮城から輸出された稚貝にホソウミニナが混入した、とみるのが自然だ」と三浦さんは話す。

 海の外来種問題に詳しい岩崎敬二・奈良大教授(保全生態学)は「極東アジアは、実は外来種の『輸出国』。日本は各種類の侵出経路を分析し、今後の侵出を防ぐ必要がある」と指摘している。






>昨年は、他の外来種の貝を助ける効果も報告された。

日本産らしい貝だ(笑)
助けあうわけだ。


>「極東アジアは、実は外来種の『輸出国』。

これは一般的にいって韓国のことだろう。
岩崎敬二・奈良大教授、皮肉が効いているコメントありがとう!(笑)

コメント一覧

k-74(投錨備忘録)
そういえば・・・
我が故郷の山林も葛の被害は甚大だと聞きました。日本産もやるモンですね(笑)。
あら座
日本産の外来種といえば。
葛とススキが有名ですね。
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