モネの壮大なライフワーク「睡蓮の池」連作。
安井裕雄著『図説モネ「睡蓮」の世界』(創元社、2020年4月刊)で紹介される「睡蓮の池」作品は、全308点!
うち、日本の美術館が所蔵する「睡蓮の池」は、2020年2月時点で、13美術館・28点とのこと。
・山形美術館(1)
・群馬県立近代美術館(1)
・DIC川村記念美術館(1)
・国立西洋美術館(3)
・アーティゾン美術館(2)
・東京富士美術館(1)
・ポーラ美術館(2)
・アサヒビール大山崎山荘美術館(7)
・和泉市久保惣記念美術館(1)
・大原美術館(1)
・地中美術館、直島(6)
・北九州市立美術館(1)
・鹿児島市立美術館(1)
以下、28点の一覧を『図説モネ「睡蓮」の世界』で付番された通し番号順(概ね制作年代順)で記載する。
鹿児島市立美術館
《睡蓮》
1897-98年頃、89×130cm
ポーラ美術館
《睡蓮の池》
1899年、88.6×91.9cm
アーティゾン美術館
《睡蓮》
1903年、81.5×100.5cm
アサヒビール大山崎山荘美術館
《睡蓮》
1907年、90×93cm
山形美術館
《睡蓮》
1906年、81×92cm
ポーラ美術館
《睡蓮》
1907年、93.3×89.2cm
DIC川村記念美術館
《睡蓮》
1907年、92.5×73.5cm
和泉市久保惣記念美術館
《睡蓮》
1907年、100×81cm
アーティゾン美術館
《睡蓮の池》
1907年、100.6×73.5cm
東京富士美術館
《睡蓮》
1908年、101×90cm
アサヒビール大山崎山荘美術館
《睡蓮》
1914-17年頃、150.5×200cm
群馬県企業局(群馬県立近代美術館寄託)
《睡蓮》
1914-17年、131×95cm
国立西洋美術館
《睡蓮》
1916年、200.5×201cm
アサヒビール大山崎山荘美術館
《睡蓮》
1914-17年頃、200×200cm
アサヒビール大山崎山荘美術館
《睡蓮》
1914-17年頃、130×152cm
アサヒビール大山崎山荘美術館
《睡蓮》
1914-17年頃、180×200cm
地中美術館、直島
《睡蓮》
1914-17年頃、200×200cm
地中美術館、直島
《睡蓮、草の茂み》
1914-17年頃、200×213cm
国立西洋美術館
《黄色いアイリス》
1914-17年頃、200×101cm
地中美術館、直島
《睡蓮、柳の反映》
1916-19年、100×200cm
北九州市立美術館
《睡蓮、柳の反映》
1916-19年、130×197.7cm
アサヒビール大山崎山荘美術館
《アイリス》
1914-17年頃、200×150cm
地中美術館、直島
《睡蓮の池》
1917-19年頃、100×200cm
アサヒビール大山崎山荘美術館
《日本風太鼓橋》
1918-24年頃、89×93cm
地中美術館、直島
《睡蓮の池》2枚組
1915-26年頃、各200×300cm
なお、熱海のMOA美術館も、以前は《睡蓮の池》1917-19年、130×200cmを所蔵していたようであるが、手放したようであり、現在は所在不明のようである。
ポーラ美術館で現在開催中(6/1〜11/3)の「モネとマティス-もうひとつの楽園」展では、このうち7点が出品されるようだ(ただし、期間限定出品もあり同時に7点は揃わない)。