東京でカラヴァッジョ 日記

美術館訪問や書籍など

「ポーランドの至宝  レンブラントと珠玉の王室コレクション」展

2010年09月04日 | 展覧会(西洋美術)
東京富士美術館は2回目。
前回は「サンパウロ美術館名品展」のとき。もう15年も前。

JR八王子駅からバス。
バスターミナルは、夏期大学講座へ行く人、東京サマーランドへ行く人でごった返していました。

さて、今回訪問の目的は2点のレンブラント。
手持ちの(古い)画集には、この2点はのっていない。
展覧会HPによると、「2004年から2006年にかけての調査により、レンブラントのオリジナルと確定された作品」とのこと。
それまでにいろいろと真贋を巡って変遷があったのでしょうか。

1 額縁の中の少女
2 机の前の学者



ともに1641年作。あの「夜警」の前年ということで、「レンブラントの画業において最も充実した時期」にあたるとのこと。
トローニーなのでしょう。「レンブラントのモナリザ」は言いすぎか。

それ以外に目が留まったのは、最初の部屋展示の次の作品。
3 ドッソ・ドッシ「ユピテル、メルクリウスと美徳」
4 メツー「窓辺で洗濯する女」

それからベルナルド・ベロット(カナレット)の都市景観画群。
戦争で破壊されたワルシャワの旧市街復興の際、唯一の視覚的資料として参考にされたとのこと。


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