シャルダン展-静寂の巨匠
2012年9月8日~2013年1月6日
三菱一号館美術館
三菱一号館美術館のシャルダン展。
木・金・土曜日は20時までの開館(火・水・日・祝は18時まで)。
そして、平日の木・金曜日の18時以降は、アフター6割引と称し、入館料が1,000円(通常1,500円)。
これはお得、と平日の木曜日、アフター6割引狙いで行ってきた。
実際に入館したのはアフター7。
空いていることを期待していたが、期待以上の状況であった。
見かけた観客は10組程度。
各展示室とも、ほぼ自分以外には観客がいない状態で、自分のペースで好きなだけ鑑賞することができた。
理想的な鑑賞環境ともいえるのだろうが、どうも落ち着かない点がある。
監視員は一人で複数の展示室を担当しているようで、私の鑑賞ペースというか、私の展示室移動にあわせて、監視員も移動する。
観客と監視員との1:1対応。例えは悪いが、尾行されているような感じ。
あまりに空いているのも、よいことばかりとはいえない。
アフター6割引がいつからはじまったのか。
美術館HPを確認すると、どうやら今年の8月、バーン=ジョーンズ展の会期途中かららしい。
そうそう利用する機会はなさそうだが、ありがたい企画である。
ところで、美術館HPで気になる記事が載っていた。
【重要】11月3日(土・祝)の開館時間について
11月3日は文化の日で祝日となっております。
三菱一号館美術館は、通常土曜日の開館時間は20時(入館は19時半)までとなっておりますが、祝日と重なる場合は祝日扱いとなり、開館時間は18時(入館は17時半)までとなります。
ご来館の際はご注意ください。
理屈は理解する。
が、土曜日の夜間開館は、木・金曜日の夜間開館と趣旨が違うのではないか。
木・金曜日の夜間開館は、祝日であれば実施しない、というのは理解しやすい。
土曜日は、土曜日だから20時までと思って来館する人が結構いそうな気がする。調査してはどうか。
さて、静物画については、回帰後の後半生の作品より、初期の作品のほうが私の好みのようである。
特に最初の部屋の3作品は、見ていて飽きない。
風俗画では、「病後の食事」と「羽根を持つ少女」。
会期は後2カ月少し。また再訪するつもりである。