Bunkamuraで開催中の「レンピッカ」展に行ってきました。
レンピッカといえば、作品を見たことはなかったのですが、昔、リブロポートから出ていた画集(他にシリーズでオキーフやフリーダ・カーロがあった。)を本屋でパラパラめくったことがあり、名前と画風は頭に残っていました。そのため、今回の回顧展には早々に行ってみました。
プロローグが、“レンピッカ”以前。意外に見ごたえあります。中国人、女占い師、熊のぬいぐるみを持った少女、ロシア人の踊り子等7点。
第1章が、“レンピッカ”。20点強の油彩作品が集められています。どれも面白いのですが、個人的な関係の深い人をモデルにした作品がより印象的です。特に自分の娘(10代で生んだ?)をモデルにした作品(宣伝に使われている作品もそう。1点、不出品となったのは残念)。
第2章が、“レンピッカ”画風でありながら、主題が変わって社会的困窮者や宗教。個人的に楽しめたのは、本章前半まで。第3章は、パスです。
レンピッカは、グラフィック的な画風に、個人的なライフスタイルもあいまって、一時代のパリの一面を刻印した画家の一人といえるでしょう。
レンピッカ作品は、ほとんどが個人所蔵で、まとまった数の作品を持つ美術館がないとのことで、「レンピッカ展」の実現は容易ではないようです。
そういうなかこのような回顧展が開催されたことをありがたく思います。
ただ、近い将来また企画展があったとしても、同じ程度楽しめるかどうか。今回は、物珍しさもあったのかもしれません。
レンピッカといえば、作品を見たことはなかったのですが、昔、リブロポートから出ていた画集(他にシリーズでオキーフやフリーダ・カーロがあった。)を本屋でパラパラめくったことがあり、名前と画風は頭に残っていました。そのため、今回の回顧展には早々に行ってみました。
プロローグが、“レンピッカ”以前。意外に見ごたえあります。中国人、女占い師、熊のぬいぐるみを持った少女、ロシア人の踊り子等7点。
第1章が、“レンピッカ”。20点強の油彩作品が集められています。どれも面白いのですが、個人的な関係の深い人をモデルにした作品がより印象的です。特に自分の娘(10代で生んだ?)をモデルにした作品(宣伝に使われている作品もそう。1点、不出品となったのは残念)。
第2章が、“レンピッカ”画風でありながら、主題が変わって社会的困窮者や宗教。個人的に楽しめたのは、本章前半まで。第3章は、パスです。
レンピッカは、グラフィック的な画風に、個人的なライフスタイルもあいまって、一時代のパリの一面を刻印した画家の一人といえるでしょう。
レンピッカ作品は、ほとんどが個人所蔵で、まとまった数の作品を持つ美術館がないとのことで、「レンピッカ展」の実現は容易ではないようです。
そういうなかこのような回顧展が開催されたことをありがたく思います。
ただ、近い将来また企画展があったとしても、同じ程度楽しめるかどうか。今回は、物珍しさもあったのかもしれません。