「長谷川等伯」展

「長谷川等伯」展に行ってきました。

私は日本美術には疎いです。ここ数年は、東京国立博物館での特別展には足を運ぶようにはなってきましたが、基本的な知識にも不足しています。

ただ、本展については、ぜひ行って見たいと思っていました。
「没後４００年」記念といえば、カラヴァッジョと同じだし、また、２００８年に同じく東京国立博物館で開催された「対決」展（すばらしかった。会場にいる間ずっとハイテンションでした。）で、等伯の「松林図屏風」が錚々たる作品のなかで一番光っていたので。

行った結果は。心躍る、とはなりませんでした。
正直あまり楽しめなかった。「松林図屏風」（霧が主題ですね、これは）も、他の作品に比べれば見入ったものの、２年前ほどには惹かれなかったです。
等伯作品は、周りにライバルがいないとパワーを発揮しない、ということなのでしょうか。