東京でカラヴァッジョ 日記

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たましん美術館の開館記念展1「たまびらき」展

2020年06月15日 | 展覧会(日本美術)
開館記念展1   たまびらき
たましんの日本近代美術コレクション
変更前:2020年5月18日〜8月23日
変更後:2020年6月2日〜8月23日
(前期:〜7/5、後期:7/11〜)
たましん美術館
 
 
    当初予定より半月遅れの6/2に開館した「たましん美術館」。
 
    JR立川駅北口に今春オープンした新街区「GREEN SPRINGS」 - 多機能ホール、ホテル、オフィス、商業施設や公園・広場を兼ね備える複合施設 - の一画に移転した多摩信用金庫本店の建物1階に「たましん美術館」がある。
 
    多摩信用金庫は、それまでの立川市の本店内のたましんギャラリーと青梅市のたましん御岳美術館を昨年閉鎖し、今回の新美術館を開設。国立支店内のたましん歴史・美術館は継続。
 
 
    開館記念展の第1弾は、たましんが所蔵する日本近代洋画・彫刻のコレクション展。
    前期23点、後期26点の計46点(3点が通期)が展示。
    たましんコレクションを見るのは初めてだが、 浅井忠から始まり藤田嗣治・熊谷守一で終わるその展示は、私でもその名前を聞いたことがある日本近代美術史に名を残す画家・彫刻家が並ぶことに感心する。
 
 
    印象に残る作品1選。
 
安井曾太郎
《裸婦》
1930年、50.0×60.6cm
    寒い日なのだろう、裸婦モデルを務める女性に配慮したストーブをしっかり描く。女性にえらく近く見える。女性は熱くないのかなあ。本作品の主役はストーブ。
 
 
 
 
    開館記念展の第2弾(9〜11月)は、たましんの東洋古陶磁コレクション展、第3弾(11〜4月)は、たましんの多摩地域で活動する作家の作品コレクション+同作家の近年の新作展が予定されているとのこと。


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