1/5の朝日新聞で、恒例の、2014年のイベント情報を見る。
トップ扱いは
チューリヒ美術館展
2014年9月25日~12月15日
国立新美術館
◇印象派からシュルレアリスムまで約70点。
スケッチや素描がほとんどない
「すべてが代表作」
どれも一目でその作家の作品と分かる全盛期の作
◇出品作品(図版つき)
モネ≪睡蓮の池、夜≫横幅6mの大作
セザンヌ≪サント=ヴィクトワール山≫
ルソー≪X氏の肖像≫
ムンク≪ヴィルヘルム・ヴァルトマン博士の肖像≫
ピカソ≪ギター、グラス、果物鉢≫
シャガール≪婚礼の光≫
ダリ≪薔薇の頭の女≫
◇出品作品(説明のみ)
モネ→積みわら、国会議事堂
シャガール→初期から晩年まで各年代を代表する6作品
スイスにゆかりのある作家の特集→ココシュカ、クレー、ジャコメッティ
ドガ→パステル画
ゴッホ→風景画
キュービズムの部屋→ピカソ、ブラックの静物画の大作
シュルレアリスムの部屋→ミロ、キリコ、ダリ
期待していたフュースリ-やベックリンは外れたようである。
他にも楽しみな展覧会が多数掲載されているが、一番気になって仕方がないもの。
一覧表に小さく記載の
ウフィツィ美術館展
2014年10月11日~12月14日
東京都美術館
上記以上の情報はない。
2010年に損保ジャパン東郷青児美で、自画像コレクション展が開催された。
となると、次は、どうしてもイタリア・ルネッサンス絵画を期待してしまう。
ジョットからラファエロに至るフィレンツェ・ルネッサンス絵画の超一級品2~3点・・・と妄想する。
続報を待つ。
おめでとうございます。
お世話になっております。
ウフィツィ美術館展ですが、検索して調べてみると、「15世紀から17世紀のトスカナ絵画 マニエーラ・モデルナに向けて」という情報が出てきました。
この情報は、公式サイトに付随した情報として出てくるのですが、公式サイトに入ると、一切情報がありません。
なお、公式サイトは、 http://www.uffizi2014.com/ です。
この展覧会の情報に、最も早く接することができるとしたら、1月20日発売の「美術の窓2月号 今年の展覧会ベスト200」だと思います。
最近は、様々な雑誌で、年末から年始にかけて、「来年(今年)の展覧会速報」のようなものがありますが、「美術の窓」が、最も情報量が多いと思います。
コメントありがとうございます。
また、貴重な情報ありがとうございます。
「15世紀から17世紀のトスカナ絵画 マニエーラ・モデルナに向けて」。
ルネッサンスからバロックですね。
バロックといえば、カラヴァッジョ。
ウフィツィ美術館の所蔵する3点、≪バッカス≫、≪メドューサ≫≪イサクの犠牲≫のいずれが来日!
と期待したのですが、「トスカナ絵画」でしたね・・・
素描が中心になるのでしょうか。
15世紀より16世紀、16世紀より17世紀の作品が多くなるのでしょうか。
今年から『美術家列伝』全訳版が刊行されるヴァザーリを軸にするのでしょうか。
続報を待つこととします。