東京でカラヴァッジョ 日記

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オルセー美術館展2010「ポスト印象派」(閉幕)

2010年08月17日 | 展覧会(西洋美術)
8月16日(月)、国立新美術館のオルセー美術館展2010「ポスト印象派」が閉幕しました。
今日の日経新聞朝刊によると、入場者数は約78万人。
国立新美術館では過去最高だったそうです。

ちなみに、過去のオルセー展は、1996年東京都美術館が64万人、1999年国立西洋美術館が59万人なので、それを上回りました。

約78万人という入場者は、歴代11番目。
高度成長時代の伝説的な展覧会は別格として、1990年以降に限ると、8番目。
1994年バーンズ・コレクション展、2009年阿修羅展(東京)、2008年フェルメール展、2009年ルーブル美術館展(東京)、2007年の「受託告知」を有したレオナルド・ダ・ヴィンチ展、2008年薬師寺展、1993年MOMA展の次ということになります。

東京の前の巡回地であるオーストラリアでは、オーストラリア史上最も成功した展覧会と自賛してます。
会期2週間延長、最後の土日は終夜営業など、確かに大変な人気ぶりがうかがえます。
その入場者数は46.8万人。
東京とは人口・人口集積度の違うオーストラリアにとっては、きっと途方もない数なのでしょう。
東京で150万人の入場者があったというのと同等のインパクト、ととりあえず考えておきます。

それに比べると、日本人はオルセー慣れしているのでしょうか(それはそれでありがたいことです)。

さて、次のオルセー美術館展はいつ期待できるでしょうか。


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