9月から週1日、新しい場所で仕事をする。
今まではお年寄りの施設やお家へ行って訪問診療の仕事。
これからは(週一だけど)障害者施設で仕事。
幸い、母が障害者の患者さんが昔からいて
診察室にはよく障害者の人が歯の治療に来ていた。
家と職場が同じだったから、挨拶しなきゃいけなかったり、色々と面倒だったものだ。
なぜ私がこの人たちに挨拶する必要があるのか?と子供心に何度思ったか。
母と仕事をしていた時はもちろん患者さんで来てくれてたので
自然にそういう何かしらハンデを負った人達の治療をしていた。
今、自分がやれてる仕事は母がやっていたことの延長だな〜というか
母がやってたことを私がやってる感じだな〜と思うことがある。
ハンデのある人たちを接するのは慣れないと出来ない事もあるのだけど
そういうの日常で体験出来てたんだな〜って今は思える。
何でも糧になるもんだな。
もちろん、母がやってて『違うだろ』と思ってたことはやらないし
母はやってなかったけど、これは必要でしょと思うことはやる。
母と全く同じようには仕事しない。
臆せず障害者施設と仕事できるのは、そういった昔の経験があるからなんだろうな。
実家の方でやってたら、きっと卑屈になってたと思うけど
これだけ離れてれば、全く気にならない。むしろ「ありがとう」と思う。