今日、生検の結果が出ました。
頭の片隅で、実は良性腫瘍だったりして〜とか
本当に本当にほんの少しだけ希望を持っていた。
診断は覆りませんでした。
それどころか、もっと悪かった。
私たち歯科医師が国家試験や口腔外科の試験で必ず出る悪性腫瘍
それも、予後の悪いと言われる悪性腫瘍細胞も検出されたと。
わかってたよ。わかってました。そんなこともあり得るなと。
でも、とてもとても怖くて、色詳しく々調べることが出来ません。
もう国家試験から十年以上経ってるので知識が抜けてることも多いんです。
本当は治療法とか調べるべきなんだろうけど
怖くてできません。現実を直視するのがどうしても出来ません。
動物と一緒にするなと言われそうだけども
がんと診断された人(やその家族)の気持ちってこう言うもんなんだろうかと
そう思います。不安で押しつぶされそう。
言葉の通じない動物が相手で、痛みがあるのか観察して推し量るしかないことや
それに、何より最終的に私が目指しているのが
ちびこが穏やかに最後を迎えられるようにすることだからかもしれない。
これは人間には、日本では認められていないことだから。
私がしてあげられる最後の愛情だと言い聞かせているけども
それでも、命を終わらせる重みというか…
診断してくださった先生に、今後の痛み止めについての助言を頂きました。
そろそろ、もう少し強い痛み止めをお願いした方がいいかもしれない。
食べれているけど、1匹で静かなところで寝ている時間が、今日は多い。
多分、しんどいんだろうな。もう少し楽になるなら、そっちの方がいい。
かかりつけ医に今後どんな痛み止めを使うと良いか伝えて欲しいとお願いした。
かかりつけ医はいい人だけど、まだ若いし経験値は診断してくださった先生の方があるので。
それと安楽死について、私的に目安にしようと思っている点を伝え
それが間違っていないか、獣医の立場から考えてどう思われるか意見を伺いました。
口から食べられなくなったら数日
腫瘍が外へ出てくる程大きくなった
痛み止めが思うように効かない
それで間違っていないと言われました。
経鼻経管栄養や胃瘻など勧められることもあるかもしれないが
やめた方がいいことなどもアドバイス頂きました。
(言われなくても胃瘻とか、やるつもり無いですけどね)
毎日が本当にキツいけども
ちびこはもっとキツいと思う。そのキツさは代わってあげられないけど
別の意味で私が一緒にキツい思いをしてあげることが
甘えさせてあげること、それが今私に出来る唯一のこと。
ちびこちゃんは何も知らないのにあんじーさんが悲観的になっては駄目だよ!
良い方向に向かいますように祈っています。
今後のことを考えても怖いし、確定診断が来るのも怖いし、不安な一週間でした。
悲観的になっても仕方ないとは思ってはいるんですが、どうしても…ね。
頑張ります。私が笑。
もう方向性は決まっているので!ちびこが痛くない、つらくないようにします。
私がベソベソ泣いてたら猫たちが心配するし、一緒にいるダンナもつらいだろうし、しっかりしなくちゃ。